カナダ旅㉜「シアトルを歩く」
先ごろ旅行したカナダのバンフがあるアルバータ州が、独立しようとする動きがあるというニュースです。
・経済的な不満がアルバータ州の分離主義運動を煽る一因となっている(CBC)
・カナダは今でも住む価値があるのか?(The Winniped Sun)
こうしたアルバータ州の動きにさきがけて、ケベック州も独立の機運が高まっているようです。
アメリカとの貿易戦争で緊張するカナダですが、国内の分裂危機に見舞われており、政権運営も極めて厳しい状況です。
複雑なカナダ情勢ですが、シアトル旅行の記事が続きます。
シアトルの駅からマーケットまで来たバスで戻ろうかとも思ったのですが、天気もいいし予定もありません。
そこで、次の目的地まで、てくてく歩くことにしました。

目的もなく歩いていると、目に入ってきたのが「シアトル美術館」です。

SAMという愛称で知られる「シアトル美術館」は、なんと1930年代からある美術館だそうです。
蔡國強の作品もコレクションされているそうです。

近くには第二次世界大戦のモニュメントもありました。
刻まれているのは、戦没者の名前でしょうか。

坂を上って、また下る。
そんな界隈には巨大なビルが立ち並び、やっぱりシアトルは大都会です。

横断歩道の信号も、日本とはデザインが違います。
そういえば、以前訪れたウェリントンの信号は「ハカ」のデザインでした。

さらに歩くと、日本人の名前が飾られたビルがありました。

タテウチ夫妻は、この地域に多大な影響を及ぼした実業家のようで、このビルも財団が管理する建物なのだそうです。

クールなデザインのビルの前には、アメリカの象徴でもあるイーグルの巨大なオブジェが、こちらを睨んでいます。

ここから少し細い道に入ると、ダウンタウンです。

赤レンガのビルの横を、よぼよぼと歩く老人がいました。
思わず写真を撮ってしまいました。
絵になります。
華やかで美しい美術館や巨大なビルの影に、老いや貧しさが隠れている。
そんな現実を、歩いていて実感しました。
バスに乗って目的地へ向かっていたら、たぶん見えなかった光景です。
こういうものは、やっぱり自分の足で歩かないと感じ取ることができません。
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