日本が南アフリカに敗れたことに驚きはない。これは必然であり現実なのだ。ここで日本が勝つというシナリオがあってはならない。ベスト8が精いっぱいで、失礼ながらアイルランドとスコットランドに勝ったのはまぐれであり奇跡だ。奇跡は3回も連続しない。 それにしても力の差が歴然とした試合だった。特に後半はボロボ... 続きをみる
2019年10月のブログ記事
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昨日のアイルランド戦でこれまで見たことのない光景があった。 オールブラックスのハカの間、スタジアムでアイルランド国家を合唱する声で、ハカがかき消されるという前代未聞の妨害行為が発生したのである。かつてニュージーランド大会決勝で、フランス(レ・ブルー)がハカに向かってセンターラインを越えて挑発する、... 続きをみる
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日本が負ける確率を80%と見ていた。結果、戦力的にはスコットランドのほうが上回っていたことは間違いない。日本は間違いなく戦力が上回る相手に勝ったのである。「これはまぐれではない!」とか「もう奇跡とは言わせない!」などと声高に叫んでも、この状態を維持して初めて脱ミラクルとなる。そこは誤解しないほうが... 続きをみる
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オールブラックスはこの日、ボーデンの弟ジョーディー・バレット(22)を軸にチームを組み立てた。ボーデン以上に体格のいいジョーディーは2m近い身長ながら、ものすごいスピードで走る。ハンセンHCも彼の才能を見込んでいて、将来のオールブラックスを背負う存在としてこの大舞台を経験させているフシがある。兄の... 続きをみる
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ホームゲームで勝てたから隠されてしまうかもしれないが、今日の試合はかなりギクシャクしていた。それはサモアが巧妙に日本のファールを誘い、日本もある程度それを読んでいて前半は空中戦の応酬となる。 この日のマッチをレメキがゲットしたことの意味がこの試合を観察できる。彼の守備は光っていた。最後の最後で相手... 続きをみる
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かつてはワールドカップでベスト8進出の経験もあるカナダだが、現在は財政問題や選手が国外に散らばっていることなどの理由で、かつてほとんど負けたことのないアメリカにも予選で及ばないほど低迷している。それでもワールドカップに出てくるのは根底に実力を備えているからで、決して弱いチームではない。経済はスポー... 続きをみる