今は亡き葉室麟さんの著。亡くなったのが2017年でこの本が2018年に出版されているということは遺作かもしれない。上下巻の長い物語を堪能した。 雨宮蔵人という備前の武士が里を追われて京都の鞍馬山で過ごす日々を描く。そこにとんでもなく大きな政治的事件が発生する。ときの徳川将軍争いに発展する大事件が蔵... 続きをみる
2021年4月のブログ記事
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草加駅の前にある三崎港は時々寄ったことがあるが、西新井のアリオにある回転寿司店には初めて入った。映画鑑賞後に入店。映画チケットを見せると10%オフ。これはいいね。 寿司なんて久しぶり。谷塚駅前のすし久以来か。 これだけ食べて3,000円。しかも10%オフだからうれしいね。 それにしても映画も見たい... 続きをみる
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西新井の映画館で『ノマドランド』を鑑賞。ようやく鑑賞できた。先ごろのアカデミー賞で3部門受賞した作品。 雑誌などの解説を読むと、この厳しい映画の切り口が甘いのではないか、というような論調もある。それは主人公が転々と移動して働くAmazonの工場や国立公営の清掃の仕事について、主人公たちノマドがそれ... 続きをみる
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いまさらという気もするが、義母からもらった本の中に、林真理子の「西郷どん!」があってついつい読んでしまった。大河ドラマにもなった本なので、すこし遅れ気味だが、刺激的な本だった。とてもおもしろかった。 もらった本は単行本の前編だけだったので、読み終えるとやはり後編も読みたくなる。探して探して神保町の... 続きをみる
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時代とともに忘れられてしまう芸術もあれば、必然性のもとに残されてゆく芸術もある。 「大島渚全映画秘蔵資料集成」発売記念&特集上映『戦場のメリークリスマス 4K修復版』『愛のコリーダ 修復版』樋口尚文が語る!! 活弁シネマ倶楽部#152 樋口尚文氏が親交のあった大島渚ファミリーの許可を得て、大島渚が... 続きをみる
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赤羽を歩くといくつかの店の前に行列ができている。 この店の前もまた行列だった。おでんやである。 おでん屋にこれほどの行列ができるのを見たことがないが、なかなかそれなりのシステムで、もちろんタネはうまいのだが、ワンカップにおでんの出汁を混ぜて飲む、というのがこの店の売りのようで、大勢のお客さんがワン... 続きをみる
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家から2時間かけて熊谷ラグビー場まで向かう。熊谷という駅に降りたのも初めてのような気がする。熊谷駅はすっかりラグビーの装いだ。 駅からバスの乗るのだが、長蛇の列で試合開始まで間に合うか心配になるほどだったが、いつも行く秩父宮などに比べると、イベント感があって盛り上がっている。 とにかく素晴らしい施... 続きをみる
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義母から久しぶりに本を借りた。1冊は芥川賞作品の「首里の馬」。実はもう読み終えていたのだが、ざーっと読み直した。雑誌に掲載される文章とハードカバーで、内容は全く同じなのに感じ方が変わるのはなんでだろうね。なんとなく落ち着く。 義母の読書傾向は歴史ものが多いことだ。戸籍上満州生まれの母は、その振る舞... 続きをみる
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ミャンマーとは昔のビルマだ。映画だと『ビルマの竪琴』が有名だ。市川崑監督が2回映画化している。竹山道雄原作。いま彼の国の政情が不安定だが、日本で活躍されるミャンマー料理で応援したい。 実はここ、昔から長く通っている長崎飯店に」でちゃんぽんを食べようと思ったら、なんと月末までお休みだった。仕方なくそ... 続きをみる
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吉増剛造82歳。 吉松さんは「群像」で佐野さんのインタビュー記事を読んで意識した。佐野さんに手紙を渡す。吉松さんは「言語の奥底の恐るべき韻律」とし、佐野さんは吉増さんを「ビート」と位置づける。お互いが詩人。 非常時、危機感が研ぎ澄まされてゆく。THE KOYOTE BANDになって歌詞が先行するよ... 続きをみる
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コントラ なんと言えばいいのか、こんな形式の映画をよくイメージできたものだ。驚いた。 家族を亡くした高校生と後ろ向きに歩き続ける男の物語。とても不思議な物語だ。 この不思議な世界は、例えばノーランの『テネット』とは似ても似つかぬ内面世界だ。とにかく素晴らしかった。 2018年に撮影されて、コロナ... 続きをみる
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人形町まで歩いて移動して、しばらく散歩。 外が思ったより寒いので、この店に入ると、店の中は古い作りの家を醸し出す。 木材の梁が天井を行き来していて面白い。 内装だけでなく、料理も安くておいしい。しかもボリュームがある。この日は二人だったが、大勢だったら「バカ盛り」と称する唐揚げやサラダなどもいいだ... 続きをみる
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いやぁ楽しかった。少し前に友達と行く日を一月間違えて、結局一人で落語を聞いた。あの日は小遊三師匠が出てきて笑わせた。御年74歳。 あのときも聞いた二つ目の三遊亭遊七さんは女性の落語家さんで、この日もたまたま『真田小僧』をやっていた。彼女は若くみえるが、なんと子供さんもいるらしい。30歳のとき、お腹... 続きをみる
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どこかで銀座のルイ・ヴィトンビルがリニューアルしたと聞いて、銀座から帰る途中に寄ってみた。テーマは水なのだそうだ。確かに外観からその雰囲気が伝わる。そしてエントランスには水の象徴としてのクラゲか?建物の前には行列。コロナのこともあって入場制限をかけているようだ。ファッションとしてというより、アート... 続きをみる
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銀座に移動して孫の写真を撮るとかで東急プラザに寄る。 一粒種だからなんでも買い与えてなんでもやらせてしまう親心はわかる。 でもいずれも本人のためにはなってない。親が満足するためにやっていることだ。 それでも付き合うのはやはり今しかかわいいときがないと思うからだろう。 撮影中に時間があるので、建物の... 続きをみる
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