2019年9月のブログ記事

  • スコットランドがサモアを零封

    スコットランドはアイルランド戦で敗れたが、その後遺症は全くなく、あらゆる面で計画的に堅実に試合を進めた。 対するサモアは、序盤でスコットランドに得点を許し、全くいいところなく敗れた。 アイランダーらしい陽気で明るくのんきな体質がそのまま戦略にも表れる。彼らに”頑張る”とか”根性”という文字は似合わ... 続きをみる

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  • レッドドラゴン vs ワラビーズ 

    素晴らしい試合だった。大会屈指のグッドゲーム。そしてこれ以上ないエキサイティングな試合だった。 まずレッドドラゴンは、ジョージアに圧勝して自らのチームのステータスを確認したうえで、この試合をコントロールするダン・ビガーを中心に、ワラビーズ相手に得点できないことを予測して、ドロップゴールなどを次々と... 続きをみる

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  • アイルランドはなぜ負けた

    あの偉大なアイルランドが負けた。 日本が勝ったことよりも、アイルランドが負けたことを伝える世界報道が目立つ。 スコットランドとの戦いぶりを見る限り、彼らに隙があったようには思えない。 日本との一戦も、出だしはトライを連続して決める展開で盤石と思わせた。 特にミスがあったわけでもない。  となると、... 続きをみる

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  • イングランドとアメリカ

    イングランドはアメリカに勝って、次のアルゼンチンに勝てばプール突破が決まる。この日のアメリカ戦は、あまり参考になる試合にはならなかった。 アメリカのバックスは善戦した。イングランドのパスを繋ぐ攻撃をそれなりに守り切り存在感を示した。しかし、フォワードが形にならず、まともにイングランドの強力フォワー... 続きをみる

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  • 隙のないウェールズ

    ウェールズのラグビーというといかにも保守的でスクラムを中心とするフォワードの絶対的なパワーで押すラグビーという印象で、その中心にはキャプテンのアラン・ウィン・ジョーンズがいる。 しかしそこにスピードが加わりこの日のジョージア戦はディフェンスの強さが際立った。隙のないディフェンスから相手を走らせず、... 続きをみる

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  • アイルランドのすごさ

    アイルランドは二つの国に分断されているが、ラグビーとなると結束する。それはアイルランドラグビー協会が国が分断される前から存在したからだ。従って国際試合になると同じ国だった頃の国家を全員が歌い、アイルランド人はこのシーンに心をこめる。アイルランドラグビー代表は、分断された国を結ぶアイルランド人の希望... 続きをみる

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  • 戦争の呼び水

    今年5月の日経に編集委員の松尾博文氏の記事があった。 「エネルギーが戦争の呼び水となる」という刺激的なタイトルで、概要は以下の通りだ。 ・アメリカは世界最大の原油国であり、中国は世界最大の消費国である。 ・アメリカの生産量は「シェール革命」によって急拡大した。(10年で2倍の原油量) ・これまでの... 続きをみる

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  • ジェロントロジー

    たまたまある日会社で認知症の講義があり、講師の方が信金マンだった。なぜ認知症の講師を信金の方がおやりになるのか?と疑問に思っていたら、翌日のテレビ番組にマネックス証券の大槻奈那さんが出てきて、 ジェロントロジー について解説されていた。 ジェロントロジーはウィキペディアでは老年学という古い学問のジ... 続きをみる

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  • 世界のトレンド

    ブレグジットの顛末はハードランディングになるようだ。 ジョンソン率いる保守党の離脱者が増えて過半数を失い、ジョンソンは総選挙に打って出るつもりらしい。イギリスは世界の3%しかないが、EUの取引先としては大きな割合なので、ハードブレグジットはドイツ、フランスだけでなく、ほかの国にも影響しそうだ。 ア... 続きをみる

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  • Freedom of expression

    現場に張り出された作者のコメントに胸が痛くなった。 このトリエンナーレのいくつかのテーマがジェンダーに対する偏見と表現の不自由さを示すものだとすると、このトリエンナーレのテーマそのものが今回の騒動で崩壊したということである。 隣国の方を好きとか嫌いとか、そういう政治的な問題ではなく、これは日本の問... 続きをみる

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