レッドドラゴン vs ワラビーズ 

素晴らしい試合だった。大会屈指のグッドゲーム。そしてこれ以上ないエキサイティングな試合だった。


まずレッドドラゴンは、ジョージアに圧勝して自らのチームのステータスを確認したうえで、この試合をコントロールするダン・ビガーを中心に、ワラビーズ相手に得点できないことを予測して、ドロップゴールなどを次々と繰り出し前半でリードを広げた。勢いに乗せて、前半で15点差をつける。


対するワラビーズは、フィジーとの所詮で出だしは先制されるものの、すぐにペースを取り戻し、調整してきたが、この日のレッドドラゴンの先制攻撃に前半を為すすべもなかった。しかし後半は持ち前のフォワードで押して、レッドドラゴン陣地で得点を重ね、1点差まで追い詰めたが、最後の力を振り絞って戦ったレッドドラゴンに敗れた。


オーストラリア25-29ウェールズ


イングランドのエディが視察に着ていたが、このままだとエディは祖国オーストラリアと戦う公算が高くなった。


ロビー・ディーンズ(ワイルドナイツHC)がよく分析していて、オーストラリアはフーパーをリザーブで使うべきだ、という考えもしないアイデアを持っていた。ポーコックとフーパーが出る試合をポーパーと呼ぶそうだが、この二人が重なることで展開が変わる。フーパーを後半に投入すればワラビーズはすさまじい力を発揮する、とロビーさんは言っている。確かに!後半のワラビーズはすさまじいアタックを繰り返した。フォーリーを交代したことも彼らの動きを変えた。もしここにフーパーがリザーブとして後半を支配したら、日本がアイルランドに勝った試合のリーチのような存在になり得たのではないか。


いずれにしても歴史に残る素晴らしい試合であった。見事だった。




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