ゴジラのトランク
初代『ゴジラ』(1954年)の本多猪四郎監督の奥様が書き下ろされた本です。2012年当時95歳でしすから、今はどうされているのでしょうね。巻末にお亡くなりになった八千草薫さんとの対談などもあります。
奥様のきみさん自身もスクリプターとして映画界にいた方なので、ご主人の仕事をよくご理解されているわけです。だから、本多猪四郎の外側だけでなく内面までも理解して書かれた本なんです。きみさんがどれだけご主人を尊敬されていたかが伝わります。
偉大な功績を残された偉大な人物たち。中でも本多猪四郎さんと黒澤明さん、そして八千草薫さんのご主人だった谷口千吉さんの三人は世代も同じで仲良しだったそうです。それぞれの功績はもちろんですが、晩年になって黒澤明さんが本多猪四郎を監督補佐として時間をともにした時代が描かれます。
3度も招集された戦時中から、遅れて監督となった本多猪四郎さん。世界でも本多猪四郎さんは今も特別な存在です。日本映画が世界から注目されていた時代を影で支えた奥様とご家族の物語です。
涙なくしては読めません。感動しました。
(=^・^=)
★
こんなブログもやってます(=^・^=)
KINENOTE
Filmarks
FC2
Muragon
seesaa
Livedoor
楽天ブログ
ameba
wordpress
Hatena
にほんブログ村
人気ブログランキング
Twitter
Facebook
ブロトピ:映画以外の記事で!ブログの更新をブロトピしましょう!!