古民家プロジェクト 直島
それにしてもこれらの記事はいつになったら終わりが来るのかね。直島の記事だけで何日かかるか想像もつかない。ひとつひとつの作品を思い起こすとまだまだ記憶が蘇る。
三島喜美代さんの作品を背にして、こんどはバスで直島港に向かう。フェリーで来た宮浦港の反対側。といってもそれほどの時間を要する距離ではない。せいぜい10分か15分。ちなみに地元ではバスが2種類あって、マイクロバスと大型バス。マイクロは頻繁に出ているが小さいので混雑すると乗れない。マイクロと大型でバス停も違うので、移動のときに注意する。大型バスの時間に合わせて行動するのが無難かもしれない。
直島港にもアート作品が目白押しなのだが、街自体もアートになっていて時間をかけて歩くと楽しい。
古民家にはそれぞれ案内をしてくださるかたがいて、見るだけでなく説明を聞くとより楽しい。このあたりの島の作品群はいずれも解説付きだ。聞きたくなければやり過ごせば良い。
内藤礼さんの「きんざ」は改装中で鑑賞できず。しかしここからわずかの場所に癒やしの場所がある。
畳の部屋を抜けるとそこはオアシス。
白砂に埋め尽くされた透明な浄水、いや聖水かもしれない。ここに皆さん足を浸して涼を取っている。
もともと古民家だった場所を美しく作品としてリボーンさせる。こうした考えは、かつて日本のスタンダードだった破壊と再建(スクラップ&ビルド)とはまるで違う。あるものをより進化させるチャレンジだ。ここには時間という概念が覆いかぶさる。時間とともにすべてが朽ち果てる。退化を受けいてて進化を模索するこころみ。
『I Love 湯♥』の大竹伸朗氏の『はいしゃ』という作品も面白い。ここに来るのは2度め。
この作品に言葉はいらないだろう。
小さな古民家ともいえる歯医者の中にそびえる自由の女神。
もろに昭和を思わせる民家。そこにそのまま存在するふすまや廊下。この時空の中に、とてつもない創造力を注ぎ込むアート。
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