サザン夏フェス卒業 Rock in Japan
サザンのライブチケットはなかなか取ることができないが、ライビビューイングのチケットは運良く取れて、お彼岸の祝日夜、のこのこ映画館に向かう。まるでライブ会場のような熱気。映画館のサザングッズはすでに売り切れ。
とてもじゃないがフェスに参加する体力はないが、ライブビューイングなら楽しめる。
オープニングはデビューアルバム「あつい胸さわぎ」から「女呼んでブギ」。そして一気に新曲の「ジャンヌ・ダルクによろしく」へとフィード。そして中盤で「思い過ごしも恋のうち」と「いとしのエリー」。このあたりで我々のような往年のファンはこみ上げるものがある。
◆サザンオールスターズ「いったんこれで卒業」最後の夏フェス「ロッキン」異例の最長100分熱唱 - 芸能 : 日刊スポーツ
◆サザンオールスターズ「いったんこれで卒業」最後の夏フェス「ロッキン」異例の最長100分熱唱 - 芸能 : 日刊スポーツ
Netflixで配信された昨年の茅ヶ崎ライブを見て思ったのだが、派手な印象のサザンライブだが、実は終盤でステージに大勢が並ぶ演出に至るまでは丁寧に一曲一曲演奏に徹している。バンドメンバーと呼吸を合わせて忠実な演奏を続ける。
MCをはさんで後半は勢いのある曲で押しまくる。「新宿野戦病院」のテーマ局「恋のブギウギナイト」をはさんで「みんなのうた」からラスト「マンピーのG★SPOT」で終わる演出はダイナミックだ。
◆アンコールは「希望の轍」「勝手にシンドバッド」/サザン「ロッキン」セトリ - 芸能 : 日刊スポーツ
アンコールではいつもの放水が行われトランス状態。
ロック・イン・ジャパンは、かつてラジオをかじりつくように聞いた渋谷陽一さんらが創刊した「ロッキン・オン」が2000年に始めて、以来各地でフェスブームが広がった。
その渋谷陽一さんが体調を崩されて、ロッキン・オン社の役職を離れたことは残念だが、この日の桑田佳祐さんが渋谷さんへ感謝のメッセージを贈るなどの配慮があった。
最後に、この日出演したアーチストがステージの上に並んで締めくくる。
会場は5万人、ライブビューイングを含めると20万人にひとたちがこの日のサザンライブを鑑賞したことになるらしい。この地平線の向こうまで人が埋め尽くすライブは、いつまでも続くのだろう。
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