まぐろ人 (寿司屋) 浅草
まぐろ人(びと)と読むらしい。まぐろ”じん”ではない。宇宙人とか訓読みではなく「虐げられた人々」の音読みをする。
しょうもないことに前日の夜に亀十のどら焼きを買いに来たのに、また浅草に来てしまった。
理由は酉の市であった。
コロナ禍の去年も賑やかだったが、しょうもないことに(当たり前)だが感染懸念の薄まった今年は恐ろしい数の人が鷲神社に押し寄せた。ほとんどは神社で熊手を買って商売繁盛を祈願する目的だろうが、出店で立ち食いをするために来た人も大勢いる。
結局酉の市は雰囲気だけ味わって、浅草まで歩く。
浅草の賑わいももとに戻りつつある。しかし本来ならここにインバウンド客がさらに上乗せされるはずだ。人力車の若者たちはコロナ禍で閑古鳥が泣いてカラ元気を振り絞っていたが、ようやく大勢のお客さんを案内できるようになって、元気よく仕事をしている。取材のカメラなども来ていてみなさんキリリとしていた。
そんな浅草の風景を感じながら寿司を食うことにする。雷門の向こうにある立ち食いの店が満席だった。歩き疲れた上に立ち食いというのも落ち着かないので、ほかの店に行こうかと歩いていると、同じ店が新仲見世のアーケードにあった。きれいだし職人さんも店員さんも親切でとてもいい店だ。この辺は名古屋と違う。本当に気分がいい。新潟の愛想のない寿司屋も気に入らないが、ここは浅草だ。いい店だ。
三点盛りのメニューがあるので何品かお願いする。
これはまた痛風を助長するようなあんきも類だ。酢の物にしていて美味しい。
どれも美味しい。
ついに日本酒を飲み始める。ようやくエンジンがかかる。
お一人で寿司を食べる常連の女性がいて、さすが常連なだけに注文も迷いがなく、職人さんとのやりとりで鮮度のいいネタを注文し、サッと食べて去ってゆく。江戸の粋な女性を間近で見た。
このように散々食って飲んで二人で6,000円弱とは良心的。
気に入った。
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