山口茜選手 準優勝 アジア選手権
今年のアジア選手権は山口茜選手が準優勝で終わった。実に惜しかった。
2019年以来、コロナの影響で中止されていたアジア選手権だが、前回は日本勢が3種目で優勝、残りの2種目を中国が制するという結果で、山口茜選手も優勝した大会だ。不思議なめぐり合わせで、前回もほとんどの試合がフルセットだったが、今年の大会も2回戦から決勝まですべてフルセット。決勝の相手も中国選手だった。
1セット目を力でねじ伏せた茜選手だったが、相手の王祉怡選手の柔らかいショットでペースを変えられ、2セット目を奪われる。ファイナルセットも流れは王選手が握り、途中で茜選手が膝を擦りむくアクシデントなどもあって、10点差をつけられる。しかしここからが茜選手の真骨頂で、最後は19点で並んで流れが変わったかと思ったが、2点差で敗れた。素晴らしい試合だった。
今回あらためて茜選手がもう追われる立場であることを認識させた。しかし茜選手も負けず劣らず相手の特徴を試合の中でつかみ、違うパターンに持ち込むという展開で粘るシーンが多かった。
そして、特にアジア圏の試合では、彼女に圧倒的な人気があって、大勢のファンが応援してくれていることも感じさせた。
Asia Championships 2022 🇵🇭
2位でした🥈
たくさんの応援ありがとうございました!
Runner up.
Thank you for your big support!!
Salamat🇵🇭#ネコ🐈⬛ pic.twitter.com/UhQBQjY9Y0
— 山口茜 AKANE YAMAGUCHI (@AKAne_GUcchi66)
ツイッターの応援めメッセージも日本人より外国人の方のメッセージが多く、彼女のアクロバティックで粘り強いプレーが世界的に人気なのが伝わってくる。14歳の頃から茜選手を応援しているが、そのスケールはますます大きくなってゆく感じがする。
足のケガを心配してお母さんにテキストしたら、大したことないという返事があって安心した。
さて次は団体戦でバンコクまで移動となる。遠征はタフでないと務まらない。
くれぐれもケガや病気に気をつけてがんばってほしい。
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