#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

春風亭柳之助 水無月の会☆

通えば通うほどに楽しみが増え拡大する落語の世界。
時々寄る寄席とはまた違う感覚のこの日本橋の小さな空間は大勢のお客さんで満席だった。
驚いた。

チケットは前売りで売り切れたとか。

3月の春分の会から三ヶ月。メンバーも一新して新しい発見もあった。春分の会を、よりスケールアップ。

前座の幸路さんは浅草でよくお見かけする前座さん。この日は「子ほめ」で笑わせる。「子ほめ」で初高座を務めた大物噺家さんも多い。


そして、2つ目の茶光さんの「田楽喰い」。「ん回し」ともいう。「ん」の数を競って田楽をたくさん食べるための競争だ。関西弁で大いに笑わせる。35歳で入門した変わり種だが、柳之介師匠もサラリーマンからの転身だ。


そしてこの日の主役、柳之介師匠師匠が登場して、「青菜」。夏の涼しさを感じさせるお笑い。柳之介師匠の食べるシーンは釘付けになる。彼は声がいいうえ、食事のシーンの音や仕草が素晴らしい。


次が茶楽師匠の「三年目」。埋葬前に亡くなった妻の髪を剃り落とす、というシーンが印象的だ。化けて出るまでに三年かかった理由は、髪が生え揃うまで三年かかった、というサゲである。病弱で亡くなったいじらしい前妻の姿が浮かぶ。噺の間で、時事ネタを入れるあたりが茶楽師匠の醍醐味で、静かな語り口の中に切れ味がある。


そして登場、玉川太福

浪曲師だ。初めてお目にかかったが衝撃だった。この日は「男はつらいよ」シリーズの「寅次郎頑張れ」を一人で演じる。浪曲で寅さんを一人で演じるってすごくない?もう場内は大爆笑。その迫力に圧倒される。



中村雅俊さんや大竹しのぶさんを一人で演じて笑わせるという偉業を、わずかな時間で難なくこなす。その迫力たるや見事としか言いようがない。講談の神田伯山さんが大ブームだが、浪曲の世界で、負けず劣らず太福さんの存在感を示した。


そして切り絵の林家花さんをはさんで、大トリはもちろん柳之介師匠。「たがや
これもまた夏の風物詩である花火をモチーフにした一席。切り絵の花さんと花火をかけていたのかもしれない。桶を縛る”たが”をして”タガが外れる”などと言われるが、侍が通りすがりのたがやとぶつかって、斬首にするぞと恫喝するシーンは、どこかこの社会を皮肉っているようにも見える。あまりにも強引な弾圧は秩序を崩壊させるぞ、という意味を暗示させ、聞いていて実に爽快。ラストのサゲは、どこか独裁者に対する反発を思わせる。

最後に三人で記念撮影。
今日も迫力のあるネタ、そして時節に合わせたネタで場内を爆笑に包んだ柳之介師匠に感謝。「笑い飛ばす」という爽快感は生きる上で必要だ。
またよろしくおねがいします。師匠!
(=^・^=)




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