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#テーオーロイヤル 天皇賞春2024

春の天皇賞を4連覇したジョッキーは恐らく後にも先にも武豊騎手だけではなかろうか。まさに不世出のジョッキーであり、デビュー以来37年、今も第一線で活躍しているとは、まさに走るレジェンドと言えよう。しかし、その武豊騎手が春の天皇賞5連覇という偉業を手にする直前に阻止した馬が存在することも忘れられない。




1993年、第111回春の天皇賞は、このレース3連覇を狙うメジロマックイーンと武豊騎手。前哨戦の大阪杯をレコード勝ちで圧勝し、このレースも断トツの1番人気だった。レースは、同じメジロ牧場のメジロパーマーが逃げてペースを作り、最終コーナーで満を持して先頭に立ったメジロマックイーンを、その直後、影のようにずっとマックイーンをマークしてきたライスシャワーが一気に追い抜き、武豊騎手の激しい鞭に励まされるメジロマックイーンを置き去りにして、終わってみれば2馬身半の差をつけて圧勝した。この瞬間、メジロマックイーンと武豊騎手の大きな記録が途絶えてしまったのだ。


ライスシャワーという馬は不思議な馬で、1番人気で1度しか勝ったことのない馬だ。生涯25戦して1番人気に推されたのは5回で、勝ったのは4歳時の日経賞1度きり。それでもG1を3賞したのだから、底力のある馬だったのは間違いない。



ライスシャワーを目の前で見たのは、16番人気でミホノブルボンの2着になったダービーと残念ながら天翔となった宝塚記念だけだが、小柄で見ためは目立たない馬だったが、今思うと闘志を内に秘めた名馬だったのではないかと思う。あらためて合掌したい。




ということで、長い前置きになってしまったが、今年の天皇賞春を制したのは1番人気のテーオーロイヤルが2着以下に2馬身差をつけて圧勝した。2馬身以上の力の差を見せつける勝ちっぷりだった。昨年末から長距離レースで連対しつづけてきたテーオーロイヤルにとっては、このレースが最も強い勝ち方だったのではなかろうか。岡田稲男調教師、菱田裕二騎手ともにG1初制覇となった。





レースは横山典弘騎手のマテンロウレオが1,000mで1分を切るペースで逃げたが、中盤より前につけたテーオーロイヤルが4コーナーに入るところで一気に抜け出し、並走するディープボンドを楽に蹴散らして、横綱相撲を見せつけるレースとなった。


テーオーロイヤルの母の父マンハッタンカフェは、大荒れに荒れた2011年のこのレースを勝ったヒルノダムールを出しており、勝つときは圧倒的だが、負ける時は惨敗する、というつかみどころのない血統かもしれない。しかし傾向としてはステイヤーとしての素質を晩年に開花させる実績があるようなので、この先も中距離以上のレースでの活躍に期待したい馬だ。いっそのことメルボルンカップあたりを目指して、厳しい条件でも粘り強いレースをするのではないかと思う。


キタサンブラック 2016 天皇賞春 | dalichoko(ダリチョコ)

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