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セリフォス マイルCS 2022

先週のエリザベス女王杯を勝ったジェラルディーナは、母ジェンティルドンナ、父モーリスという超良血で、時代を代表する名牝にマイラーのモーリスを合わせたというのは、まさに時代を象徴している。時代は中距離よりもさらに短いマイルから中距離にかけて実績のある馬が最強馬とされる時代である。


日本の歴代マイラーは常に中距離線で息切れして、高い評価を獲得する機会を失ってきたが、ジャスタウェイが2014年のワールド・ベスト・レースホース・ランキングで世界の1位に選ばれてから、なおさらこうした傾向にブリーダーが向かうのは必然で、ジェラルディーナのようなサンデーサイレンスのインブリードを持つ中距離からマイル寄りの血統が活躍の機会を広げるのを頼もしいと感じている。


その意味で、春の安田記念に秋のマイルCSはいずれも注目のレースであり、特に国際競走と指定されたこととで、徐々にレースの価値を高めつつある。そしてこの価値を決定づける名馬も多く、2000年以前に活躍した多くの名馬の中でも、藤沢和雄厩舎のタイキシャトルは極めてインパクトが強い。1998年のレースは特にこの馬の強さを象徴する。


残り200mの時点まで、タイキシャトルは岡部騎手が手綱を持ったままで何もしていないのにするすると十分な手ごたえでスピードを上げ、岡部騎手が少しだけ手綱をしごくと、まるで他の馬が止まっているように、ものすごい勢いで抜け出し楽勝するのだ。生涯2度しか負けたことのないこの名馬には岡部幸雄騎手がよく似合っていた。


ということで今年のマイルCSは3歳馬セリフォスが一瞬の切れ味を生かして、ラスト50メートルの地点から差し切って勝利した。


鞍上はオーストラリアのダミアン・レーン。セリフォスの父はダイワメジャー。
2歳の朝日杯ではドウデュースの2着。春のNHKマイルでは1番人気に推されながらダノンスコーピオンの4着に敗れるなど、非力な印象だったが秋にきて見事に才能が開花した。

レーン騎手に乗りかわったこともこの馬にとってはよかったかもしれないが、6番人気とはあまりにも人気がなさすぎたと言える。前走富士Sをゴール前接戦で制しているが、この勝ち方はまさにサンデーサイレンス系の特徴で、競って強さを発揮するタイプだ。
タイキシャトルがそうだったように。3歳馬でこのレースに挑戦


する馬が増え、且つそれを結果に結びつける強い馬が活躍するのはよい傾向だと思う。今後のこの馬に期待したい。


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