裸足になって ムニア・メドゥール監督
「裸足になって」
映画『裸足になって』本予告【7月21日(金)全国ロードショー】
公開初日にシネスイッチ銀座の夜の回を鑑賞。
まずこの映画は間違いなく主人公のフーリアを演じたリナ・クードリを愛する映画だと思う。とにかく彼女が美しい。ただ美しいだけでなく、瞬発力のある動作や彼女の痛み苦しみなどが画面からこぼれ落ちるような見事な演技。彼女の表情をカメラが大胆に近づいて追いかけている。彼女の皮膚呼吸や汗のにおいなどまでが伝わるような臨場感。なにより、彼女はこの映画で声を失う。その代わりに全身を使ってドラマを支えてゆく。時に怒り、時に悲しみ、そして喜びあう。そういう彼女の一挙手一投足がこの映画のすべてだと思う。
最後のダンスシーンは圧巻だ。
このシーンに向かってドラマは紆余曲折大きな転換を繰り返すが、主人公を中心に据え彼女の仲間たちとともに踊るシーン。ほとばしる汗と息遣いは大迫力でスクリーンから見る側に伝わってくる。いや、伝わるというより訴えかける、あるいは突きつけるような厳しさを示す。この一瞬の表情を見る側はどうとらえるのだろうか。
バレエダンサーの彼女がトウシューズを脱いで裸足になる。裸足になって言葉も失った彼女はいったい我々に何を訴えかけようとしているのだろうか。
こういう国と、いましょうがないから住んでいる自分の国を比較するのは愚かなことだと思うが、政治がなんでも黒塗りにする歴史は昔も今も変わらないことだけは間違いない。
「公にしたら権利を害する恐れがある」なんて理由で都合の悪い文書を黒塗り開示して、統一教会を全力で庇う自民党は異常過ぎる。#自民党から日本を取り戻す pic.twitter.com/kyY6Gfow4K
— 大神 (@ppsh41_1945)
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