#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

夢みる校長先生 子どもファーストな公立学校の作り方 オオタヴィン監督

夢みる校長先生 子どもファーストな公立学校の作り方


映画のタイトルに違和感を覚える。子供ファーストの意味が解らない。理解に苦しむ。しかしだ、この映画を見終えるとその意味がぼんやりとわかってくる。子供に自主性を与えていったい何ができるか。校則もない、制服もない、チャイムもない、通知表もない、先生が何も口出ししない・・・。そんなないない尽くしの学校が楽しくて楽しくてたまらない。そんな声が聞こえる。冒頭、伊那市の小学校は、子供たちがヤギを育てる。授業の合間ではなく、一日中ヤギを触れ合って育てている。それが授業なのだ。しかし子供たちと先生はこのヤギの飼育の中から勉強する。ウンチの数を数えたりする。
見ているうちにこの何も拘束されない子供たちの活き活きとした姿や笑顔で胸が熱くなってくる。詰込み教育しか知らない世代にとって、生活の中で「考える」授業は衝撃だ。


映画が終わって、監督のオオタヴィン氏と映画にも出演されている尾木ママ(尾木直樹氏)が登壇して、インパクトを強める。(尾木ママはすぐ近くの席で鑑賞されていた。)印象深いのは、日本の教育制度が国際水準から著しく遅れているため、世界から4回も勧告されて是正しないという点。他の多くの国は、日本や韓国のような受験戦争がないという。この話しの流れに、メディアが教育問題を取り扱わないことを厳しく批判されていた。要するにテレビやマスメディアは宣伝で金になる記事しか書かない。子供の教育はメディアの儲けになる機会が少ないので扱わないということのようだ。


映画の中でもはっきりと示されていことは、こうしたメディアの凋落は、かつて日本が、あるいは多くの国がプロパガンダとしてメディアを使い戦争へ導いた経験があることだ。そのことを映画の最後に強烈なメッセージとして伝えてることが重要だと思う。


残念なことにこの日の観客のほとんどは学校関係者の方だと思われる。むしろ日本の未来を支える大事な子供たちのことを、先生の側や親の立場だけでなく、広く大勢の方にかかわってほしいと強く思う。子供は未来への資産なのだから。その資産を社会が尊重するのは当たり前のことだろう。



夢みる小学校 予告編ロングヴァージョン




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