#ダリチョコ の映画とグルメ

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#バレリーナ #イ・チュンヒョン 監督 「日本の生産性が最低」

Netflixで10月に韓国映画「バレリーナ」を鑑賞。


美しい映画だった。バイオレンス映画なのだが、タイトルにも関わるとおりとにかく美しい映画。

冒頭はコンビニ。カメラが店員に近づいていく。そこに複数の泥棒が入ってきて・・・
こういう切り出しは重要だ。そして映画は終始美しさと豪華さを兼ねて進んでゆく。「ベイビーわるきゅーれ」を思わせる、かっこいい女性のアクションシーンがすごい。主人公のチョン・ジョンソのとてつもないアクションは見応え十分。イ・チャンドンの「バーニング 劇場版」のヘミは、今回の映画でまるで違うキャラクターとして自立している。そしてこの映画は実際にあった事件をもとに作られているらしい。



「バレリーナ」というタイトルは、主人公ではなく彼女の親友を示す。バレリーナの親友がヤクザの視線を感じて舞台で足をくじくシーンはすごく印象的な。バレリーナが孤独な舞台で足をくじく。それをみつめる観客。そんな孤独なバレリーナがバイトしているケーキ屋で二人は出会う。バレリーナの彼女が誘拐されて、死んでゆくことを恨みに思った主人公が、組織を皆殺しにするドラマ。


武器の受け渡しをするシーンが実に面白い。草原で古いトラックに載せられた古い銃のほかに火炎放射器が威力を発揮する。バレリーナの友達を思い、最後にバイクを走らせるシーンも素晴らしい。カメラはそのまま海に突入し、泡が浮かび、その向こうに主人公の友人であるバレリーナが舞っている。


主人公は同性愛者だろう。そのことが友情以上の愛情を美しく描かせる。女性の友情と組織やカルト的にこの女性を拘束すようとするシーンは、女性が常に虐待される危険があることと、男性社会にあって抑圧される彼女たちの立場を示す。高級外車を乗り回す人身売買業者を演じる男と主人公の対決シーンはすごい。


見応え十分、そして何も考えず暴力シーンを楽しめる映画。そして何より抑圧された女性の強さを見せて感動させる映画。





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「日本が最低」と聞いても、最近なんとも思わなくなってきた。だってそういうことを国民が指示してきたんだからね。しょうがないんじゃないか。少なくとも労働に対する価値観やクオリティは極めて低いね、この国は。


日本の労働生産性“過去最低”30位に OECD加盟38カ国中 ポルトガル並み

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