dalichokoのブログ

しょーもない

戦争の呼び水

今年5月の日経に編集委員の松尾博文氏の記事があった。
エネルギーが戦争の呼び水となる」という刺激的なタイトルで、概要は以下の通りだ。


・アメリカは世界最大の原油国であり、中国は世界最大の消費国である。
・アメリカの生産量は「シェール革命」によって急拡大した。(10年で2倍の原油量)
・これまでの戦争はエネルギーを軸とした争いがきっかけであった。
・エネルギーを売りたいアメリカと買いたい中国だが、双方の利害は一致しない。
・アメリカからエネルギーを買いたくない中国は、ガソリン車をやめるなど、技術的に対抗しようとしている。
・エネルギー地政学の多寡が、量ではなく技術に移行しようとしている。


という内容だ。
しかしこの夏、中国の電気料消費が大きく落ち込んだ。この要因は単なる技術革新では推し量れない。GDP減速懸念が加速していて、成長が著しく鈍化しているという予想である。


この傾向をアメリカも喜びはしない。世界が中国頼みの状態で、成長を駆け引きの材料としてきたアメリカも、中東の原油高が襲い掛かると、いよいよ地政学的な緊張関係が複雑化してゆく。


戦争の呼び水


となるかどかは未知数だが、歴史は必ず繰り返す。
エネルギーの量か質かそれとも別の刺激が衝撃となって誰かがトリガーを引くことになるのだろうか。




PVアクセスランキング にほんブログ村