#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

十一月上席 新宿末廣亭 春風亭柳之助主任!

午前中会社の行事があって、その足で昼過ぎになんとか間に合った。春風亭柳之助師匠が主任を務める新宿末廣亭。

途中からだったが、春風亭弁橋師匠の「鍬潟」のあと、ねずっちの漫談で大爆笑の渦。
春風亭柳太郎師匠の「結婚式風景」。これはかつて春風亭柳昇師匠がやっていた新作落語だ。



落語「結婚式風景」五代目-春風亭柳昇-昭和59(1984)年9月15日-12分9秒-原版


三遊亭遊雀師匠が延々と「酔っぱらい」を演じる。このあたりから、この日の寄席に子供さんが数人ぽつぽつといることに気がつく。どうも前の方の席に小学生の子供さんがいるのをみかけた遊雀師匠が、その子供さんをアテにしてネタを振ることにしたようだ。子供さんたちが興奮して喜んでいたのが印象的だった。家族連れで寄席に来るなんて、なんと素晴らしいことだろう。



この後、東京ボーイズさんの漫談でいつものように笑わせて、主任の柳之助師匠がトリを務める。「井戸の茶碗」はいつぞや三遊亭遊馬師匠と柳之助師匠の二人会でご披露いただいたネタだ。正直者しか登場しないこの落語の軸は「カネでカネは買えぬ」という武士のプライドと、そのプライドが邪魔をしてガンコに譲ろうとしない狭間でくず屋の清兵衛が行ったり来たりする噺。この「行ったり来たり」する、というのは落語のネタでよく出てくるが、この「井戸の茶碗」はその典型とも言える。(志ん朝師匠の「井戸の茶碗」はこちら)



古今亭志ん朝反骨香口入屋井戸の茶碗


正直者が救われないこの国の昨今で、このネタの意味はなんとも深い。「カネでカネを買う」という社会を、かつての武士はよしとしなかった、というのが意味深いと思う。日本はかつて今の日本のような国ではなかったということだ。


さて、このあと柳之助師匠からLINEで「土日はビギナーのお客様」向けのネタを意識したとテキストされ、なるほどこの日の子供さん向けにはとてもいいネタだったのではないかと思う。かえすがえすも、落語は大勢のお客さんが集うところで聞くべきものだ。もちろん映画も同じ。とくに落語は客席の空気が高座にも伝わり、その空気を受けて噺家も変化を受け入れる。この相乗効果こそ、落語の醍醐味。映画や演劇にはない一体感。
(=^・^=)



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