#ダリチョコ の映画とグルメ

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THE FIRST SLAM DUNK 井上雄彦 (スラムダンク)

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この記事は読まなくていい。ネタバレ気味なところもあるが、所詮しょうもないブログである。読んで得することなど何もない。
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しかし、
ちょっと言葉を失うほどの感動だった。映画が終わって呆然とするぐらいの感動。映画が終わっても動けなくなるほどの感動。




 予備知識なく映画を見た。いずれは見ると思って心の準備はしていたが、公開週の早い時期に鑑賞する予定はなかった。ところが周辺の人たちがざわざわ騒いでいて、ダーリンさんがどうしても早くこの映画を見たいと強く言うので、日曜日の午後に強引にスケジュールする。


 大きなスクリーンの大きな劇場。いつもなら10分前に入場となる劇場が20分前には入場開始できる。場内は超満員で、映画が始まってもぞろぞろ入ってくる。先ごとのチャップリンと違って、年齢層は若い。コミックが連載され始めたのが1990年。テレビアニメの放映が始まったのが1993年。仮に当時10代から20代に「スラムダンク」に夢中になった方が40~50歳になっているはずだ。


 全国ナンバーワンの山王工業高校との対戦はどうもコミックから映画に置き換えたものらしく、熱心なファンはこの展開を知っていたらしい。こちらは初めて見るシーンの連続なので、声を出して鑑賞するほど興奮したが、どうやら客席のほとんどはこの対戦の結末を知っていたらしい。知っていても興奮する演出だ。特にラスト。あのシュートシーンで音を遮断するという演出は見事だ。手に汗握るとはまさにこれ。それぞれの個性が衝突して、名もなき湘北高校がナンバーワン高校とぶつかるシーンはきっと何度見ても感動することだろう。



 プレーのシーンも、コンピューターをふんだんに使ったリアルな映像で折り重なるのだが、この映画が映画として自立した存在感を示すのは、主人公の背景だ。この主人公のこいとを丁寧に丁寧に描き切ることで、このドラマはがぜん面白くなっている。そこには母子家庭で育った少年と母親。特に、夫と長男を亡くした母親(女性)の孤独が実にリアルに描かれている。描かれているのだが、決してくどい説明はしない。敢えて細かい説明を避けることで、より一層想像力を蜂起させる。


 映画はおおむね最初のシーンで決まる。「フォーエバー・チャップリン」で見た多くのサイレント映画がそれを教示してくれる。この映画もまた、冒頭の沖縄の空から見下ろす画面の片隅のワン・オン・ワン。もうこのシーンだけで映画は成立している。
 技術的なことでいうと、この映画はさかんに俯瞰のショットを多用する。上から見下ろす沖縄、バスケットコートなど。この目線こそ神の視点。空から天国に旅立った主人公の兄たちの視点がこの映画全体を包み込む。エンドロールの後のシーンがその意味の答えだ。


●キネノートのレビュー

腰が抜けるほどの感動で、立ち上がるのにも苦労するほどだったが、なんとか劇場を出てグッズ売り場を横切ると、一番目立つ場所にある棚が空っぽだった。公開2日でグッズが全て売り切れた。そしてなんと、調べてみると、安西先生のフィギュアがメルカリで倍の値段で取引きされている。う~ん・・・


そうそう、そういえばこの映画、やはり安西先生の存在も忘れられない。調子の上がらない桜木をベンチに下げて、小暮先輩のプレーを見せる。そして桜木のミッションをタイミングよくコーチングするシーンは絶妙だ。そしてピンチになっても諦めない。諦めない気持ちを気合いやガッツではなく、言葉で冷静にそれぞれの役割を伝えるシーンは胸に迫る。多くのシーンで震えるような感動が押し寄せる映画だが、安西先生のシーンもまた然りである。
(=^・^=)




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