#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

星屑が目に刺さる 渡邊亮太個展 GINZA SIX

銀座SIXに時々寄る。月1回は寄っているような気がする。もちろんショッピングやグルメではなく、6階にある書店とアートスペース。
この日は、スタバに隣接する小さなスペースで渡邊亮太さんの個展が開かれていた。まだ若いアーチストのようだ。

人物の輪郭を切り裂くようなタッチでモザイク化する作品に目を奪われる。自己否定の中で構築される存在感。存在感を示しながら何かを切り裂き消し去ろうとする。


「星屑が目に刺さる」といタイトルも刺激的だが、若いアーチストが体験したここ数年のおぞましい現実を厳しく作品に転嫁しようとする姿勢が強く伝わる作品だ。切り裂くようなタッチと、燃えるような色の融合。そしてそれを取り囲む円は、この社会、あるいはこの惑星の歪みを示しているように感じる。灰色に覆われた部分と、核となる中心の爆裂を紫色の円がかこっている。円の内側と外側は、我々が存在する錯覚と現実を隔てた社会そのもののようだ。



同じ頃、別のエリアで熊野海さんの「Never Never Land」という個展も開かれていて、全くコンセプトを異にしながらも、グローバルな社会という意味で、この地球がどんどん終焉に向かおうとすることを警告するようなイメージは共通するような気もする。

ピーターパンが誘ったネバーランドを否定する作品群もまた、ユートピアの否定、すなわちデストピアを暗示させる作品群だと感じた。その明るい色合いに比べ、人物がぼやけて存在を曖昧にしている点が、類似していると思った。


いずれも興味深い作品群だった。
(=^・^=)


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