#ダリチョコ の映画とグルメ

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バビロン  デミアン・チャゼル監督


デミアン・チャゼルはいったいこの映画で何を伝えたかったのだろうか。漠然と見過ごすとこの映画の主題を見落としてしまいそうだ。とてつもなくスケールの大きな映画で圧倒される。

冒頭、主人公のメキシコ人が象を運ぶシーンから始まる。象を運ぶ?この不思議なシーンはいろいろな意味がありそうだ。しかもその象が・・・。目を覆いたくなるような匂いを感じさせる凄まじいシーンがこの映画には何度か出てくる。

マーゴット・ロビーが素晴らしい。とにかく素晴らしい。この人の頭の中はいったいどうなっているのか?とにかくあらゆる映画で彼女の存在感は際立っている。すごい!

マーゴット・ロビーの演じる女優志願の女性。彼女の栄光と転落がこの映画のテーマのひとつだ。この映画のテーマはひとつではない。ひとつではないが、栄光と転落をいくつかの角度から描く映画ではある。そのスケールに圧倒される。

ブラピが演じる大スターもまた、この映画のデカダン的な部分を抱え持つ。
サイレントからトーキーへ変わる時代のことは「雨に唄えば」でもコミカルに描かれていた。

凄まじい音響と巨大なスクリーンで鑑賞するこの映画に、多くの観客は唖然としていたのではなかろうか。踏み潰された思いだ。

KINENOTEのレビューはこちらから 「バビロン






1910年代、工業化によって生産効率が上がり、資本主義が拡大し、庶民の平均収入が急上昇した。特にアメリカのGDPはイギリスを抜いて世界一になり、株価は高騰、未曾有の好景気に人々は浮かれ、連日連夜パーティを楽しんだ。そんな1910年代はギルデッド・エイジ(金ピカ時代)と呼ばれた。


 それに対する反動でアメリカでは1920年に禁酒法が成立。しかし、それがかえって禁じられた快楽として飲酒の人気が増し、アメリカ中にスピークイージー(モグリの酒場)が乱立し、パーティは続いた。そこでは野蛮で猥褻な黒人の音楽として禁じられたジャズが演奏され、人々は教会で禁止された、腰をふるダンスを踊った。そんな20年代をロアリング20S(狂乱の20年代)と呼ぶ。

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