ラグビーワールドカップ２０２３、
世界ランク１位のアイルランドの死闘を制してセミファイナルに進んだオールブラックスは、ウェールズを倒して進出してきたアルゼンチンと対戦した。

2大会ぶりの優勝へ❗️

鬼門の準決勝に臨む #オールブラックス のハカ🇳🇿👊#ラグビーワールドカップ2023#RWC2023 | #ARGvNZL pic.twitter.com/r8JUSpmyHK

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October 20, 2023

圧倒的にアルゼンチンへの声援が多い中、静かにアルゼンチンのキックオフゲームは始まる。まず先制したのはアルゼンチン。オールブラックスの反則を誘ってＰＫを決めて３点。

ここからはほとんどオールブラックスのワンサイドゲーム。未来を担うウィル・ジョーダンのハットトリックのほか、７つのトライを決めて圧勝した。とにかく隙のない試合。アルゼンチンの突破力もすごかったが、オールブラックスのディフェンス陣はその突破力を綿密なプレーで阻止する。アルゼンチンが何度かトライを決めるチャンスをことごとくクラッシュする。
アルゼンチンがオールブラックスのファールを誘ってインプレーのまま、アドバンテージがクリアされた途端、逆にアルゼンチンがファールを犯すというプレーが２度３度あったのではないか。日本戦もそうだったが、アルゼンチンは極めてファールの少ないゲームを重ねてきたが、序盤で次々にファールを取られてリズムを崩してしまった印象だ。
オールブラックスは小さなミスはあったが、冷静に振り返るとリカバリー力がすごいチームだと思った。ボールを取りに行った選手の後、次々と選手が並び壁を作る。少し前のオールブラックスだと、オフロードパスやキックを多様する華麗なプレーも目立ったが、この大会は地道にスクラムで押して展開するゲームメイクが目立つ。
もともとオールブラックスに決められた戦略はなく、変幻自在が彼らの優位性だが、この試合もアルゼンチンの動きに合わせて変化をつける展開だった。

アルゼンチンは素晴らしいチームだったが、結果的にオールブラックスとの実力差は大きかった。そしてオールブラックスのメンバーがリーグワンのために次々と来日することも楽しみだ。日本で彼らのプレーを見ることができる。
ちなみにリーグワンのプレシーズンマッチはすでに始まっているようだ。

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