木曽路 上野店
ながーい四国旅行から帰った翌日、日比谷で映画を見たあと、千代田線で湯島から暑い中歩いて「木曽路」に向かう。
これには伏線があって、西新井で「化け猫あんずちゃん」を鑑賞後、ダーリン様がどうしても「木曽路」で食事をしたいと熱望していたのだが、近くの店舗がいずれも予約で満席だった。諦めればいいものの、食べ物への執念は人一倍強い方なので、次の週に予約を入れるという徹底ぶり。
映画が終わって午後1時の予約時間に際どかったが何とか間に合って席を案内される。確かに店内は満席状態。
ダーリン様の狙いはこれ。この日まで「北海道祭り」というのがあって、それにありつきたかったようだ。念入りにメニューを確認して、まずは毛ガニから。
1、66.5kg 「Moving away from pacifist past」、ポワロと三体 -
3、三角 浅草 -
毛ガニにありつける機会はそれほどない。毛ガニを食べるときって、恐らく誰もが「無言病」になる。黙々と毛ガニを食べるというパターンが多いように思う。
イカそうめん。串を横に引くとツユにぽちゃんと落ちる。
天ぷらのあとは、うどん。ずっと高松でうどんばかり食べてので、またうどんかよ、という感じ。でもカニの風味が広がるうどんは格別だ。
ホタテを卵で蒸した料理やいくらの乗ったご飯など、まさに北海道を連想させる料理が次々と運ばれる。
ダーリンが四万十川で食べたかったという鮎を塩焼きにして食べる。なかなか歯ごたえのある鮎だ。
最後は夕張メロンのシャーベット。
ここまで食べれば大満足。申し分ない。
その昔、銀座で初めて木曽路に入ったのは何年前だろう。和服の方が丁寧にしゃぶしゃぶを調理してくれる。上品で豪華さを味わえる木曽路。
木曽路の始まりは、なんと大須だそうだ。名古屋転勤中に住まいから歩いて通った大須。
なつかしい場所だ。