動物界 トマ・カイエ監督、「支持率31%」

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67kg 山口茜選手決勝へ(熊本マスターズ) - #ダリチョコ の映画とグルメ


劇場はほぼ満席だった。


映画のほとんどは、獣化した人間のおぞましくもリアルな映像を目に焼き付ける。見た目の恐ろしさと、獣が襲いかかってくる恐怖を体現する。眼を覆いたくなるような恐怖。しかもその獣は人間が変化したものだ。これを進化というか退化というかわからない。


低予算で作られた「カメラを止めるな!」のフランス版で主演したロマン・デュリスが素晴らしい。彼は、獣化した妻を一人息子とともに探す料理人を演じている。世の中が複雑化し、息子が変化してゆく状況に苛立ちを覚えながら必死にもがく父親。トマ・カイエ監督は小津安二郎監督の「父ありきを参考にしたと言っている。戦時中、父と子が親子以上の愛で心を結ばせる映画。


この映画の父親は、母親と同じように獣となってゆく息子をどうするのか?というのが究極のテーマだ。ずっとひとりで育ててきたかわいい息子が人間でなくなってゆくとき、果たして父親はどうするべきか。


それだけではない、この映画にはもっともっと大きなテーマが隠されている。身近に存在する獣でもない人間でもない見た目も恐ろしい存在があるとき、例えばこれをコロナや移民に置き換えると、わかりやすいかもしれない。


人間の根底にある自分以外の存在を否定しようとする意識は、もしかするとフランスだけでなく、さきの選挙で大勝した超大国の大統領にも重ね合わせることができはしないだろうか。我々はあの獣も受け入れることになるのだ。





ロマン・デュリスがコロナ後のウイルスによって引き起こされたミュータントのファンタジーをリード



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去年10月22%今年3月も20%世界でも最も高い給料をもらう国会議員の支持率が上がらないのは、国民にも責任があると考えるべきではないか?ずっと低迷する支持率は国民が作ったものだろう。


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