レベル・リッジ ジェレミー・ソルニエ監督、"Vows to block"(阻止を誓う)


66.5kg "Орешник"(くるみ割り人形)、GDP伸び率ワースト3位 - 



最近、長い電車の移動中などでイアホンをしながら動画を視聴するようになった。イアホンは耳が聞こえにくくなるからやめたほうがいいと言われながら、ついつい・・・。この映画は、町山智浩さんがチラッとツイートしていたので、ついつい・・・。



めちゃくちゃおもしろかった!


イアホンをして自転車を走らせる筋骨隆々とした主人公テリー(Aaron Pierre)がパトカーに呼び止められ持っていた金をすべて取り上げられる。


警察の暴力や腐敗を描いた多くの映画がよぎる。「夜の大捜査線」「L.A.コンフィデンシャル」「セルピコ」、「ディパーテッド」もそうかな。日本だと「孤狼の血」など。いずれも彼らが汚職に染まり、自ら所持する銃などを武器にして罪のない人たちを弾圧しようとするのには背景がある。この映画の最も重要な部分はそこにある。


この州の警察が、おそらく冤罪事件などで過去に和解したことで、その賠償金の負担で町が破産寸前になったことで、いつしか警察にノルマが課されることになったというのだ。この町で仕事をする心ある人たちも、絶大な権力による見えない圧力に言葉を発することもできない。



この警察署長をドン・ジョンソンが演じている。あの「マイアミ・バイス」のスターでダコタ・ジョンソンのパパ。彼が主人公のテリーと徹底交戦するドラマ。素手で戦う主人公と、警察の中に驚くほどの銃器を隠し持つ警察との戦い。


アクションシーンも見事だが、強い権力の中で言論が封じ込められる実態や、行政が破綻することで善良な市民から金を巻き上げるという現実は、目線をひろげればどこかの国と同じではないか。経済が行政や善悪を反転させてしまう恐怖を描く。


主人公を演じたアーロン・ピアースは、「ジョン・ウィック」的に人を殺すのではなく、ほとんど武器を用いずに相手を倒してゆく。かっこよかった
(=^・^=)


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