アンガス・ステーキ、"Liverpool FC parade”(リバプールの悲劇)

オールブラックス体験 - #ダリチョコ の映画とグルメ



オールブラックス体験のあとは、近くの公園まで歩いてお腹を空かせて、ホテルに戻る。けんさんたちが迎えに来てくれて、ステーキを食べに行こうということになる。行き先は「アンガス・ステーキ・ハウス」。鹿児島で食べた「アンガス」は黒毛和牛だったが、こちらは本場のアバディーン・アンガスだろうか。とにかくこちらのひとは大量の肉をよく食べる。



店内は広く、2階席まである。店員の皆さんは笑顔で元気。やはり肉を食うからこうなるのだろうかね。



何を頼むか迷った。とにかくひとり分をたいらげるのも困難な量なので、ふたりでひとつではダメかと聞いたが、当たり前のように断られ、しかたなくメニューを見直す。結局けんさんと同じTボーンステーキ650gに挑戦するハメになる。



近況報告によれば、「現在のラクソン首相はよくやっている」というけんさんの意見だった。2023年に退任したジェシンダ・アーダーンの政策は、コロナ禍ということもあって、広く貧困層や失業者に給付する政策だったようだが、けんさんのような経営者からすると、その給付金の半分は事業主が負担しているもの。さらに、別け隔てなく給付する方針は、ギャングスターにも給付したことなどが批判の的となり、労働党政権に交代が迫られ、いまの国民党政権になったという経緯。外から見るだけではわからないものだ。



そうこうしているうちに、かなり時間をかけて焼かれたステーキが運ばれる。このシンプルなステーキは、日本だとにんじんやポテトなどが添えられているイメージだが、そういう飾りつけは一切なし。まさに「ザ・ステーキ」という感じ。



すごいのは、けんさんも奥さんも、このステーキをまたたく間に食べ終えてしまうことだ。とてもじゃないがよく噛んで食べるという感じではない。この厚みのあるステーキを汗だくになりながら食べていると、向かいに座るダーリンさんが食べ切れないサーロインを差し出してくる。650gのTボーンにサーロイン。いったいいつ食べ終えることができるのか。



お恥ずかしいことに、Tボーンの意味がやっとわかった。骨がTになってるからTボーンなわけね。当たり前のことに気づかされる。Tのどちら側がフィレでサーロインなのか認識する間もなく無心で食べきった。恐ろしいステーキ体験であった。



ところがである。食べ終えて少し時間が経つと、いわゆるラーメンや牛丼など炭水化物を腹いっぱい食べたときの満腹感は感じなくなる。お腹はいっぱいだが、腹がはち切れるほどふくらむ感覚はない。肉を食べるってそういうことなのだろうか。



けんさんが孫のリリーに「ぼーっとして生きてると腹こわすぞ」と注意されていたが、どうも彼らはどこかの店でなま物を食べて食あたりを起こしたらしい。しかしこの「ぼーっとして・・・」はけんさんらしい名言だ。ぼーっと生きてきた自分とけんさんの違いはここだったか。



お店の壁にはたくさんの国の紙幣が貼られている。

このあと我々は締めに向かう。


(=^・^=)


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サッカー日本代表のキャプテンを務める遠藤航選手が所属するリバプールFCの優勝パレードに車が突っ込み、歩行者をはねた男が逮捕(ガーディアン)された。「なぜこの事件が起きたのか、理由は分からない」(BBC)らしい。そういえばバンクーバーでも同じようなことが起きていた。


リバプールFCのパレードで車が歩行者をはねた後、53歳の男が逮捕された。

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