ブレイブルーパス完全優勝 VS スピアーズ

素晴らしい試合だった。そしてリッチー・モウンガの攻守にわたる大活躍。ひとり舞台だったと言っても過言ではない試合だった。去年の優勝も見事だったが、今年はさらに圧倒的な強さで優勝を決めた。



【プレーオフトーナメント 決勝 ハイライト】東芝ブレイブルーパス東京 vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ|ジャパンラグビー リーグワン2024-25 D1(6月1日)#leagueone



少し早めについて、雰囲気を味わう。このあと両チームの選手が練習を始める。



客席は試合前に満席状態となる。リッチー・モウンガ選手がずっとキックの練習をしているのが印象的だった。あとで知ることになるのだが、モウンガはなんと前の週に骨折していたらしい。




イベントが終わり選手入場。巨大なフラッフがピッチに広げられ、「君が代」斉唱。いつもそうだが、国家をまともに歌えない。うるうるしてしまう。そしていよいよキックオフ。



試合は終始ルーパスが圧倒していた。しかし守るスピアーズもスクラムを中心に強い戦いだった。印象的だったのは、これまでのルーパスの試合で聞いたことのないほど大きな「リーチコール」。この日は意図的にリーチにボールをまわす作戦だったのだろうか。その隙にモウンガがボールを持ってコントロールする。とにかく最初のトライからモウンガ選手をスピアーズが止められない。ボールをぎりぎりまで持ってオフロードパスを出したり、隙あらば自ら突っ込む動きは誰も真似できない。守りでも後半すごいプレーを店、水際で相手のトライを防ぐビッグプレーがあった。



思えばブレイブルーパスは、昨年加入したリッチー・モウンガ選手のリードで2年連続リーグワン優勝。今年はディビジョン1も制する完全優勝を成し遂げた。たったひとりの選手でこれだけチームが生まれ変わるものかと驚かされる。ちなみにモウンガ選手は先ごろ訪ねたクライストチャーチ出身。


今年のリーグワンを振り返ると、まず個人的なことになるが、試合観戦したのはこの日を含め3回。秩父宮のブレイブルーパスの試合えどりくスピアーズの試合。いずれも好ゲームだった。


上位が動かないラグビー界にあって、今年の台風の目はなんといっても静岡ブルーレヴズだろう。有名選手の加入があったわけでもなく、地道に戦力を底上げして上位に食い込んだのは評価に値する。例えは悪いが、海外から名のある選手を招いても勝てないサンゴリアスやヴェルブリッツに比べ好感が持てる。もちろん、自分は世界レベルの外国人選手目当てで試合を見に行くので、今のところブルーレヴズの試合を好んで観戦する予定はないのだが、リーグワン全体の底上げになるエポックだったと思う。


そして最後に、かつて敵なしと言われたワイルドナイツが、次第に戦績を落としているのも気になる。日本代表クラスを多く抱える強豪だが、かつてクルセイダースをスーパーラグビーで何度も優勝に導いたロビー・ディーンズだが、10年以上日本で指導歴がありながらここにきて戦力がやや低迷期に入ったことは残念だ。底力のあるチームなので復活を期待したい。

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