「永田町が真っ白に染まる日」GSIX(銀座シックス)
少し前になりますが、絹谷幸二さんがお亡くなりになりました。(絹谷幸二さん死去、82歳…長野オリンピックのポスター制作 : 読売新聞)。御園座など町のあちこちに絹谷さんの作品が残されていますが、児童向けの取り組みに注目していました。心からご冥福をお祈り申し上げます。
日比谷に出かけたついでに、ふらりと GSIX(銀座シックス) へ。
スタバ横の小さなコーナーには、石塚大介さんの作品がびっしり。
強いタッチ、まっすぐな線、少年のような創造力が画面いっぱいに弾けています。
見ているだけでこちらの心も元気になってくる。
お隣のギャラリーでは、24歳の若きアーティスト・真田将太朗さんの個展 「POINT OF VIEW」 が開催中。
中央には立体作品。ガラスなのかアクリルなのか、様々な素材が混ざり合い、そこから都市のエネルギーが放射されているよう。
白を基調とした「永田町」は、腹黒い政治家たちへの皮肉にしか見えません。
黒山の人だかりの中、かろうじて青空がのぞく「東京」。
雷をイメージしたのか、オレンジ色がはじける「浅草」。
真田さんは「都市は出会いによって揺さぶられ、書き換えられていく」と語ります。
人の存在が風景に埋もれ、その集合が都市を作る──そんな強烈なメッセージが作品から溢れていました。
若さゆえの勢いだけではなく、確かな意思と覚悟を感じさせる展示。
観る者の心を刺激してやまないひとときでした。
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