1984年 ジョージ・オーウェル
いつかは読もうと思っていた本をやっと手にしました。
ジョージ・オーウェルの代表作『Nightenn Eighty-Four』
読もうとしたきっかけのひとつは『ワンダーウーマン1984』。この映画の1984は、現実の1984年でアメリカだけでなく日本も含めたバブルが今もその傷跡(極端な格差)を残していて、さきのトランプ政権にも重なる経済至上主義を懸念したものだったからだ。
そしてもうひとつ、日本映画『罪の声』でもたまたま1984年を描いている。この映画が参考にしたグリコ森永事件もまた1984年に起きた無差別殺人未遂事件だ。これはテロである。
われわはいまこの時代を30年近く過ぎた時代にいるが、問題はこの小説が1949年に出版された本で、40年近く先の世界を描いた本であって、ここには70年という大きな時間の隔たりがある。来る世界を想像した小説を過ぎた時代から読み直すという作業はどういう意味があるのだろうか。
オーウェルの小説は第2次世界大戦後、東西冷戦をモチーフとしている。これはこの作品の前に書いた「動物農場」が極めて示唆する世界がある。この世界は当時のソビエトの共産主義独裁社会を動物に重ねている。これがきっかけでこの『1984年』がより具体的な未来社会として生まれたようだ。
人生を変える必読の書だと思う。
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