石川佳純選手の引退を中国でも大きく伝えている。

先日の野球観戦前、サパナという店に偶然入る。水道橋西口店。

靖国神社で花見をして、この後東京ドームで野球観戦をする前に時間をつぶした。

いつも野球に誘ってくれる彼は、長い長い友人で、いつでも昔話に花が咲く。

この日散ってしまった桜の花もさることながら、野球の開幕を控えたこの日に二人で話をするのも楽しい。

料理はそれほど食べる余裕はなかったが、この焼き鳥もカレー味でなかなか食べごたえがある。

彼の知人にガンの研究をされている方がいるらしい。その方の話によれば、ガンが日本に多い最大の理由は高齢化だという。そして研究者は５０歳を越えた方がガンになることを残念と思っていないらしい。それは年齢とともに起こりうることだからだ。彼らはむしろ子供や若い方が病魔に犯されたとき、少しでも病魔と戦い、少しでも長く生きていてもらえるように努力しているという。この考えでいいと思う。病気は退治するものではなく、寄り添うものなのだろうと思う。コロナやインフルエンザもそうだ。発達した医療で病気を”殺す”という対処法は人間にとって必ずしも良いことではなく、医薬品会社を喜ばせるだけの行為にも思えてくる。

まさかこの後、野球観戦で声がかすれるほど応援することになるとは、この時点で想像もできなかった。

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