#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

「#今_何処」 #佐野元春


佐野元春さんが、去年たてつづけに2作のアルバムをリリースして、4月に「ENTERTAINMENT!」、そして7月にこの「今、何処」がリリースされた。これに先駆けて、2022年に行われたツアー「Where are you now」のアンサーアルバムとなっているという仕組みだ。ハートランド時代の曲を全面にフューチャーしたツアーに対し、1年がかりでコヨーテバンドのオリジナリティを確立した印象だ。

このライブがあまりにも素晴らしくて、東京国際フォーラムの会場で遅ればせながらニューアルバム「今、何処」を手にする。電車で帰る途中、歌詞をまんべんなく読み返す。それほどこの日のライブはアルバムの主張が伝わる内容だった。

今、何処 (通常盤)
今、何処 (通常盤)
SMM itaku (music)
ミュージック

とにかく攻撃的な内容だ。かつてないほどの攻撃性。

柔らかいメロディとは裏腹に、その歌詞の内容の過激さが光る。かつて「つまらない大人にはなりたくない!」(ガラスのジェネレーション)で叫んだ佐野元春は、大人になってもその過激さを失わず、自身の意思でこのアルバムをリリースしたのだろう。


まず冒頭の「さよならメランコリア」から、

永遠のレボリューション

から始まり「銀の月」では♬時々人は疑い深くなって 本当のことが言えなくなる♬。圧巻は「植民地の夜」。♬特権階級気取った奴らが 朝まで踊っている♬とは、”どこかの国”のことではあるまい。この曲と「大人のくせに」で2度までも使われる”プロパガンダ”というキーワード。そしてデフレ社会を写象するような「斜陽」は太宰治の小説を待つまでもなく♬ゆっくりこの坂を降りていこう♬としている。それでも「水になって」では、この抗いようもない衰退した社会を♬眠れ 水になって 流されて、砕いて、形を変えて♬と、宮本武蔵の「五輪書」からブルース・リーへと訴求するかのようななだらかな意思を強いメッセージで突きつける。「君の宙」では♬国を守れるほどの力はないよ♬は本音だろう。だれももうこの国を守る気になれない。そしてそういう意思も力もない無気力状態の若者たち。彼らはきっと優先的に戦場へ駆り出されることになるだろう。




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