湯河原・真鶴アート散歩 #POPOCO 「見識を疑う」
食事をして帰る登り道沿いに不思議な店を見つける。なんだろう?
店内はこのように、個人のコレクションが並ぶ人形の家だった。
もとは薬局だった家をギャラリーに変えたらしい。
詳しくはわからないが、色々なメーカーの人形が並ぶ。国際色豊かな展示だ。
こちらのウェディングドレスは、同じデザインをご親族の結婚式で復元するこだわりよう。
ショーウィンドウの中はかつて化粧品が並んでいたらしい。
違うメーカーで同じ衣装とモンチッチのぬいぐるみを持たせている。人形に自分で作った衣装を着せているらしい。これはもう間違いなくアートだろう。
お店の方が「ぜひ御覧ください」と言っていたトイレも写真に撮らせてもらう。昔ながらのトイレだ。
名残惜しくお店に別れつ告げる。直島の古民家プロジェクトもそうだが、まちぐるみで古い家をなんらかの形で再利用するのはいいことだ。その手段としてアートを使うのは悪くない。つぶれた八百屋を駄菓子屋に変えて子どもたちに喜ばれているところもあった。
しかし、必ずしもこれらの仕組みに乗る建物ばかりではないようだ。
見た目はなんともアートな廃墟だ。雑草で生い茂る家は近寄りがたい。
急な階段を登って写真を撮ったが、降りるときは怖かった。
日本を象徴するような家だ。空き家問題が顕在化するこの国の隠された現実だろう。
例えばこの家が相続放棄されたらどうなるか?を考えればわかりやすいだろう。廃墟となった家を処分するのに税金が投入されることになるのだ。
これはこの家だけの問題ではなく、ご近所を含めた社会資本の崩壊を示すものだ。アートが並ぶこの町に、日本の抱える問題が見えてきた。
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新聞で「見識を疑う」と書いても、この方を支持する人たちを囲い込めばいい、とうのが時の首相の考えではないか、と内田樹さんは言われているようだ。
党総裁でもある岸田文雄首相は、杉田氏が謝罪・撤回したことを踏まえ「説明責任をしっかり果たしてもらいたい」と言うばかりだ。動画投稿を事実上、放置するような無責任な対応では、首相の人権感覚と見識が疑われる。
全国紙の社説に「こんな人間を国会議員にしている政党の見識を疑う」と書かれても首相は「適材適所」と言い続けるでしょう。レイシストを厚遇すれば日本中のレイシストたちの票を集められると計算しているから。それほどまでにして権力にしがみつきたいのですか。https://t.co/T14658wvM3
— 内田樹 (@levinassien)