#ダリチョコ の映画とグルメ

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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン アナ・リリ・アミリプール監督 「うんこ税金」

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン


これは急いで見に行ったほうがいい映画だ。急げ!すっごく面白かった!


前日見た「正欲」もそうだが、社会から疎外されている人物にフォーカスするつくり手側の意識や姿勢に最近強くリフレクトする。若い頃は白黒二分したもの、勝者と敗者など、わかりやすい関係を示すものがいい映画だと思っていた。しかしそれは違う。今頃になってやっと社会の、いや世界のポジションがぼんやりと見えてくる。


映画の冒頭、主人公のモナが拘束衣で白い部屋に監禁されていて、カメラが上からスーッと下りてきて彼女の表情を捉える。このあと彼女は「ターミネーター2」のサラ・コナーを思わせるアクションで逃走するが、この主人公モナ・リザ・リーはアジア系(韓国人)でタイトルで暗示がほのめかすように笑わない。ダヴィンチのモナ・リザは微妙な微笑みを見せるが、彼女は笑わない。この映画のモナが笑うのか笑わないのかが映画のテーマかもしれない。


ちょっとホラーな始まりだが、映画全体は笑いと興奮と感動に包まれる。ニューオリンズのバーボンストリートをリアルに再現するシーンは、夜の世界を中心に描くのだが、途中からモナに不思議なパートナーが生まれる。モナとこの小さなパートナーの物語はカサベデスの「グロリア」を連想させるが、ちょっと違うかな。あ、「パーフェクト・ドライバー」も女性と小さな子供の物語だったな。


それにしてもラスト、空港のふたりのシーンは感動する。ああ、こういうことなのか?とわかるのは、ラスト数分のシーンだ。映画はこのシーンに進むべく凝縮された内容になっている。すごい演出。


モナを演じたチョン・ジョンソが何しろ魅力的。
Netflixでリリースされている「バレリーナ」(このブログでも12月に記事になる予定)や、村上春樹原作、イ・チャンドン監督の「バーニング 劇場版」でもナゾめいた人物を演じていたが、この映画では彼女の過去作品を集約したような演技を示す。若い才能が飛躍することを心から嬉しく思う。





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ついにアプリで国民を洗脳する「ザイム真理教」について、森永卓郎さんが吠えている。

  カルトよりもっと危険だと言ってもいい。カルト教団は信者からしか金を取らないが、財務省は非信者からも金を奪っていく。とくにひどいと思ったのは、財務省は「うんこ税金ドリル」という冊子を配って子どもたちの洗脳にまで乗り出していることです。


 国民から増税で税金をむしり取って生活を破綻させる。それが財務省、すなわち増税カルトと化した「ザイム真理教」なのです。そして一切の批判を許さない。


 国民はこんなカルト教団に一刻も早く解散命令を出すべきなのです。

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