政権交代は続く

たまたまだが、世界中で政権交代(Regime change)が続いたのでメモしておく。本当に言いたいことはずっと後に書いた。


まずはイギリスの政権交代が進む。12年ぶりに労働党に交代するようだ。



Ione Wells: What went wrong for the Conservative Party?
保守党は何が悪かったのでしょうか?


ブレグジットから新型コロナウイルス、そして複数の党首選まで、大きな出来事が党をイデオロギー的な派閥に分裂させた。保守党員の中には、野党よりも互いを倒すための陰謀にエネルギーを費やした者もいたが、結局、事態を修復することはなかった。(BBC)




しかし、
もっとも大きな世界の関心はこれだろう。イランの大統領が交代。今後、世界に大きな影響が及ぶことは間違いない。



ペゼシュキアン氏は、核開発や中東における武装勢力等への支援などを巡り、大きな政策変更を行うことは予測されていない。だが、85歳と高齢で全ての政策で最終決定権を握る最高指導者ハメネイ師の後継問題に影響を与えるとみられる。


イラン大統領選、改革派ペゼシュキアン氏が当選 決選投票で | ロイター
イラン大統領選 改革派ペゼシュキアン氏勝利 - 2024年7月6日, Sputnik 日本




そしてフランス。
この国は出生率が回復基調にある中で、教育が国家最大の課題とされている。とても重要で興味深い考えで、未来志向だ。



Désobéissance des fonctionnaires en cas d’accession du RN au pouvoir : que dit le droit ?
RN が権力を握った場合の公務員の不服従: 法律には何と記載されていますか?



「私たちは、公教育サービスへの関与を支える原則に反する政策の実行者にはなりません」と、教育機関内で知られる名誉監察官ジャン・シャルル・リンガード氏のイニシャルなどを使った文言の作者は説明している。


そしてもうひとつ・・・



ギリシャ悲劇のように、来年1月にはアメリカも政権が変わっている可能性が高くなってきたようだ。


いずれにしても一定のサイクルで政権が交代するのは正常な国家、あるいは民主主義の姿としてマシ(民主主義が完全とは言い切れない)なほうだと思う。


かたや、
北朝鮮と中国とロシア、そして極東のある国は全く政権交代の気配もない。
しかもその国の首都で知事選挙が投票されるが、大きな「やめろコール」にも屈せず、独裁政権を続けさせようとしているこの国。これを正常な国家と言えるのか。


この国が自民党と共産党の二大政党になって定期的に政権交代する日は来ないだろうが、そうなったとしても自分は与党に投票しない。どちらが政権を取ったとしてもだ。長期政権は少なからず腐敗するからだ。



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それにしても、地元新宿でこれほどまでのバッシングに合いながらさらに女帝として政権を続けなければならないこの方を気の毒にも思う。背景にある自民党、公明党、統一教会、そしてなによりワイロを贈り続ける大企業からの強い支持があるからこのような辛い思いをしてまで権力を握り続けなければならない。その憂き目に接した権力の強い大嘘つきを気の毒にも思う。



やはり、国政も地方行政も、定期的に政権が交代する謙虚な仕組みを作るしかないのではないか。すくなくとも行政のトップは2期8年以上務められないなどの縛りを設けないと、この国はもっともっと悪くなる。守ろうとしすぎると何事も悪くなる。


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