森本啓太 個展「Illuminated Solitude」、「SNS禁止法案」


67kg 'Gutted'(がっかり) - #ダリチョコ の映画とグルメ



GSIXの中央で展示されていた森本啓太さんの作品を見入る。タイトルが示すとおり、森本さんの作品に漂う「孤独感」を堪能する。彼がインタビューの中で「現実は一枚岩ではない」と言っている。多様化しすぎた社会にあって、一枚岩はもうどこにもない。



交差点の描写は、横尾忠則さんの一連作品を思い出させる。同じような場所からその風景を切り取り定点観測する。



風景はそこに佇む人物をときに優しく、ときに激しく包み込む。その人物たちは必ずしも交わらない。背中合わせのふたりの人生は、Y字路のどちらを向いて行くのであろうか。



自動販売機をはさんでお互いが向かい合う。しかしこの人たちの目的は販売機の飲み物であり、お互いの存在ではない。無機質な販売機に向かい合う社会は、こうしてパソコンやスマホを見ている環境と変わらない。誰もお互いを見ていない。存在すらも意識しない。


孤独だ。



駅や電話ボックスにも人はいない。この不存在の意味を孤独と置き換えれば、そこにあるものがまるで違うものに見えてくる。忘れ去られた駅。使われない公衆電話。



鮮やかな色使いとは無縁の孤独をハレーションのようにして表現しようとする森本さんは帰国子女で、それぞれの国で孤独感を抱いていたという。



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オーストラリアで、世界をリードする画期的な法案が成立したようだ。16歳未満のSNS禁止法案。「スマホ脳」や「何もしない」などの著書にも紹介されるように、あまりに便利で身近な存在であるスマートフォンが、特に子どもの健康被害に影響しているようだ。「スマホ斜視」と言われる「急性内斜視」被害も広く伝えられている。宇沢弘文先生がかつて「自動車の社会的費用」で示唆した懸念は「原発」や「スマホ」など、あらゆる問題に適用できる。



こうした法案が成立すれば、未成年者が書類送検されるような行為もなくなってゆくかもしれない。


【速報】「池袋暴走事故」の遺族・松永拓也さんを脅迫したなどの疑いで横浜市の女子中学生(14)を書類送検へ 「殺してあげようか」などと送信 警視庁 | TBS NEWS DIG (1ページ)


話はそれるが、衆議院選挙で議員数を伸ばしたある政党が、政府に対し「原発建設」を促進させようとしている。

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