スタニングローズ エリザベス女王杯2024、メルボルン・カップ
日本の高額賞金を捨てて、円安の恩恵に授かろうとするホースマンの意図で、大挙海外競馬に挑戦中の日本馬について先日記事にしたが、ブリーダーズカップでまったく振るわなかった裏側では南半球最大のレースと言われるメルボルンカップにワープスピードという5歳馬が出走し2着に善戦した。11番人気だった。勝てば2006年のデルタブルース以来の快挙だった。映像で見ると、狭い馬群を抜けて鋭い末脚で勝ったキングズチョイス(19番人気)に鼻差と迫った。ワープスピードは、テーオーロイヤルが勝った今年の天皇賞で5着に入線後、コーフィールドカップで13着に惨敗したあとの快挙だった。ちなみにワープスピードの父はドレフォンというアメリカのスプリンター。
さて、エリ女というと忘れられない「ベガはベガでもホクトベガ」と杉本清さんが絶叫してから30年以上が経過したことになる。
勝ったのは3番人気スタニングローズで一昨年の秋華賞以来の勝利となった。鞍上のクリスチャン・デムーロ騎手がずっと折り合いをつけて安定した走りで勝利。2着には12番人気のラヴェル。3着に2番人気のホールネス。1番人気のレガレイラは直線で不利があったようで5着入線となった。
スタニングローズは父キングカメハメハで、母系は名門。祖母と曾祖母が果たせなかったこのレースを勝利したことになる。
1番人気のレガレイラは、皐月賞とダービーに挑戦して5着後、ローズSとこのレースを5着となり、4戦連続の5着という結果となってしまった。潜在能力は高い馬なので、きっかけがあれば大化けする可能性があるのではないか。
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