笑う門には寄席来たる！浅草でおなかいっぱい大笑い

dalichoko（ダリチョコ） 2025/08/25 12:00

浅草といえば雷門に人力車…でも、笑いの宝庫「寄席」も忘れちゃいけません。小さな舞台で繰り広げられる落語や音曲、マジックに漫才——そこはまるで笑いの見本市！この日も浅草演芸ホールは満員御礼、立ち見覚悟の大盛況。初めての人も常連も、一度足を踏み入れればおなかいっぱい笑顔になれる、そんな寄席体験をお届けします。

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寄席は、今年5月の浅草演芸ホール以来。

歌舞伎通のYさんが「寄席は未体験」とのことで、浅草・神谷バー前で待ち合わせ。昼の下町を少し散歩して、いざ寄席へ。

場内は満員御礼、立ち見まで出る大盛況！

入場するとちょうど三遊亭園丸師匠の「皿屋敷」の途中。お菊が二日分の皿を数えて「明日休み」とオチる…かと思いきや、その先があったんです。（忘れちゃいましたが…）「お菊の皿」は一昨年の夏に池袋で聴きました。

ナンチャンに似ていると言われる古今亭今輔（由緒ある名籍です）「雑学刑事」をはさんで、笑点でもおなじみ桂宮治師匠のおはこ「手水廻し」。一昨年の「大成金」でも爆笑の渦を巻き起こしたネタだけに、この日も若いファンが多数。宮治師匠の落語は一昨年の正月広小路以来。続く北見伸＆スティファニーのマジックでは、会場が「おおっ！」とどよめく大技連発。そしてスティファニーさんの美貌にもため息が…。

古河に住んでいる春風亭柳橋「小言念仏」では、歌司師匠を思い出すひと幕。春風亭昇太「壺算」では、笑点司会を“人柄”で引き受けたという枕から、激しいアクション入りの熱演。新作落語が多い昇太師匠が珍しく古典を披露していました。

友人Yさんが「これが一番印象的！」と言ったのが、桂小すみ先生の音曲。尺八や三味線で小唄を奏でながら、「実はルールはなく、腕次第で自由にアレンジできる」と教えてくれました。そして、「人間は動物で唯一“笑う”知的生物」だというお話にはハッとさせられます。寄席の演目を楽しむには、一定の知性が必要なのだとか。なるほど、小さな子からお年寄りまでが笑うのは、知性への刺激だったんですね。小すみ先生とご主人の馴れ初めなども聞かせていただきました。（わすれちゃったけど）

トリは三遊亭小遊三師匠「長命」。芸協まつり以来のご登場で、やはり安定の面白さ。

その後、やっと空いた席に腰を下ろし、「にゅうおいらんず」の演奏でさらに会場はヒートアップ。