柳之助・ひまわり「二人会」  ”カネで金は買えない”

dalichoko(ダリチョコ)

ここ上野広小路亭の「しのばず寄席」で春風亭柳之助師匠の落語を聞くのは、去年1月、円楽襲名前の王楽師匠との「二人会」以来です。


67kg 柳之助・王楽二人会、「내란 혐의(内乱)」 -



ご覧のとおり、満員御礼です。


この日は、開口一番、前座さんから5席。ひまわりさんの笑顔、いいですよね。


桂伸球弥次郎


柳之助金明竹」


ひまわり細川茶碗屋敷の由来


ひまわり「清水次郎長伝~小政の生い立ち


柳之助「井戸の茶碗



ひまわりさんは、一昨年ここ「しのばず亭」去年の「末廣亭」で講談を聞きました。

ひまわりさんは、まくらで「今日何を話すか決めないで高座に上がる」そうです。しかし、この日は柳之助師匠との「二人会」ということもあって、お互いに関係のあるネタをやろうということになって、「細川茶碗屋敷」と「井戸の茶碗」(いどちゃ)を重ねるという会にしたそうです。


「いどちゃ」は、柳之助師匠で2回、最近だと西八王子で小さん師匠で聞かせてもらいました。


・日本橋亭 遊馬・柳之助二人会 -

・十一月上席 新宿末廣亭 春風亭柳之助主任! -

「坐忘で聞く、六代目小さん師匠の落語」 -


わたくしは、この「いどちゃ」が好きで、いわゆる「武士に二言はない」という清廉潔白な姿勢で「カネでカネは買えない」というくだりがとても意味深く感じます。


強欲な資本主義が行くつくところまできて、社会の仕組みや教育に至るまで手に負えない金融資本主義の下で、このネタはとても意味深いものだと感じます。ここに登場する、千代田卜斎、高木佐久左衛門、くず屋の清兵衛せいべえ、人物の“実直さ”が連鎖していく噺です。全員が「自分だけ得をする」ことを拒絶します。現代社会からは想像もできない世界です。


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