地球防衛軍 本多猪四郎監督
「地球防衛軍」
本多猪四郎監督作品をまともに見ることは、日本映画史、あるいは日本や世界の歴史そのものと向かいあうことだと思う。大げさではない。
60年以上前に公開されたこの映画を単なるSFだとか、ミニチュアだとかいうレベルだけで見ることも重要ではあるが、それ以上にこの映画が伝える反戦だとか無用な科学の進歩など、世界の歴史を振り返っても、「ゴジラ」を含め極めて予言的であることを認識できる。「このままだと20年後に地球は滅亡する。」というセリフは、1970年代に光化学スモッグや企業の汚染による病気のまん延などに続き、さらに現代においては感染病やパンデミックをも連想させる映画だ。
いつも同じことを言うようだが、映画は大画面のスクリーンで見るべきだ。この日の劇場も大勢のお客さん、おそらくは自分と同じ世代のお客さんがスクリーンに釘付けとなっていたのではないかと感じる。映画館にはそういう空気があったと思う。
#地球防衛軍
「僕の作った映画では何年か経つと必ずこれは実現するであろうという芽がある材料、そのS(サイエンス)を基礎にして、それにF(フィクション)を加えたものです」本多猪四郎
本格的な科学的考察に基づく設定と映像、平田昭彦に託した本多監督の「大多数のための自己犠牲」の思い pic.twitter.com/wyw0I5vSmE
— 東野さとし(さんちゃん) (@sandae2356)
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