エミリア・ペレス、"Judge arrested"(裁判官逮捕)

いよいよ明日です!


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エミリア・ペレス」はNetflixが放つ壮大なミュージカル映画。関係者の発言で炎上しているうえ、評論家やメキシコ人の著しく低い評価は意外だが、映画はとても素晴らしい。ミュージカルはこうあるべき、という強い意思を感じさせる傑作。


アカデミー賞を受賞したゾーイ・サルダナが演じる弁護士のリタは、低賃金で国家寄りの弁護をする忸怩たる思いを続けているが、ある日麻薬王マニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)に拉致される。妻(セレーナ・ゴメス)と2人の子供に恵まれて大金持ちだが、性転換手術をする手助けをリタに求める。マニタスあらためエミリア・ペレスとなった主人公は、妻と子供を一度がスイスに逃がすが、別人格となったエミリアとして再び家族と暮らしたいとリタに要求する。かたわらで、メキシコで行方不明となった死体の発掘作業を支援する慈善事業家として有名になる中で、過去を消し去ったエミリアとリタが政治批判を強める展開に進む。


ジェンダーの話しが、最後は激しい銃撃戦となる予想外の展開が待っている。Netflix映画ではあるが、映画館で見る価値の高い作品。


マニタスが性転換するとき、代理人弁護士のリタが医師と交渉するシーンがとてもいい。医師は「考えを変えればいいのではないか?」と問えば、リタは「形を変えることで世界が変わる」と主張する。外形か中身か。この問いはあらゆる面に適応される哲学だ。


数々の犯罪を犯してきたマニタスがエミリアとして生まれ変わることの困難さ。彼女たちの前に立ちはだかる固定観念と汚職政治。こうした構図をミュージカルという形式で観客に問う。とてつもない迫力。過去の例を見ない、素晴らしい映画だ。



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