スーパーの女、"Not for sale"(カナダは売り物ではない)

67kg ”Nuclear-armed neighbours”(核兵器保有国) - #ダリチョコ の映画とグルメ


◆「スーパーの女


伊丹十三監督が亡くなる1年前に公開されたヒット作。伊丹監督は翌年、惜しまれて不自然死された。


思えば、サラブレッドでインテリの俳優伊丹十三が自ら監督するきっかけは、おそらく「家族ゲーム」などで俳優としてのキャリアハイに至り、偶然知り合った電通出身の玉置泰氏をプロデューサーに迎えたことで、伊丹十三監督時代が到来したのだと思う。何しろ伊丹万作の息子である。


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伊丹監督10作品を並べるこの4K企画は、極めて意義深いもので、全て鑑賞したいところだが時間もなく、なんとか後半のこの作品を映画館で目にすることができた。とてもありがたいことだった。


正直言って、「マルサの女」よりあとの作品を個人的には評価していない。「お葬式」と「マルサの女」が傑出しているだけに、受け狙いの作品群を好きではなかった。しかしこの作品をいま振り返ると、食品業界を串刺しにするような作品で、見るべきところも多い優れた作品であることが理解できる。


食品業界というカテゴリーだけではなく、旧態依然とした体制に対する挑戦とも言える。自分も老いの領域にはいると、スーパーの裏側で立場を守ろうとするベテランが組織の邪魔をする。宮本信子さん演じる花子の胆力はすさまじく、遠慮なくベテランにも物申すことができるが、津川雅彦さん演じる専務は何も言えない。ありそうな話しである。


吃音の青年が出てくる。このあたりが伊丹監督の妙味だ。「マルサの女」で首をぶるぶる震わす銀行員(高橋長英さん)など、アクセントのある脇役も注目されるべきだ。伊丹監督自身が俳優であることが、大勢の名優を使う群像劇としての面白さだろう。


伊丹十三[スーパーの女]特報



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カーニー氏、トランプ大統領にカナダは売り物ではないと告げる、大統領は首相を「とても良い人」と称賛


世界の多くのメディアがトランプ大統領と先ごろカナダの総選挙で勝利したばかりマーク・カーニー首相と「ホワイトハウスで対談」(CNN)した。カーニー氏が「カナダは決して売り物にならない」(BBC)と主張したのに対し、トランプ氏は「カーニー氏の発言で関税が止まることはない」(ガーディアン)と応じた。しかし会談の内容は円満で、トランプ氏は「カーニー首相はとてもいい人だ」(yahoo!)と評価した。不動産取引をたとえに会話がなされたことなど詳細が報じられている。

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