鬼ヶ島へ 女木島 瀬戸内国際芸術祭
もう10月だが、8月の写真がまだ残ってたので、ここで全部紹介しちゃう。今思うと長い旅であった。
旅行最終日は女木島に向かう。宿泊が岡山だったので、直島や豊島は岡山側の宇野港からフェリーが出ているが、女木島、男木島はどうしても高松経由のフェリーでしか行くことができない。となると岡山からマリンライナーで高松まで出て、そこからフェリーに乗る、という遠回りを強いられることになるのだが、実は時間にしてみるとそれほどビハインドはない。というか、岡山から宇野港も岡山から高松もほぼ1時間、同じなのだ。
ということで瀬戸大橋を渡って、高松へ。フェリーに合わせるため、ゆっくりホテルの食事を食べる時間はない。何しろこの日の島巡りを終えたら東京へ帰らなければならないからだ。
何日かお世話になった瀬戸芸もこの日で最後。この紙のバントをすると、体温を測った証拠となってそれぞれの施設へフリーで入ることができる。合理的なシステムだ。そしてこのデザインもまたかっこいい。
ということで、女木島が実は鬼ヶ島だったとは、行って初めてしった。桃太郎にちなんで考えたイベントで、芸術祭とは何の関係もないのだが、「女木島に行けば鬼ヶ島」が定番になっていて、フェリーの時間に合わせて鬼ヶ島までのバスが待っていてくれる。歩けば歩けなくもないが、山の上なので、ここはバスの世話になるに限る。
洞窟の中はとてもひんやりしていて、真夏の炎天下でへとへとになった人たちにはありがたい環境だ。しかし洞窟の中は当たり前だが鬼だらけ。どうも地元の子どもたちが作った鬼をたくさん並べたようだ。すごい!
このように見ていると、鬼がまるで死骸のようにも見えてくるから不思議だ。鬼という邪悪な存在が、人の手で葬られた死骸のように映るのは、誰の心にも贖罪の意識があるからだろうか。それともそう感じるのは自分だけか。いや、きっとそうだ。自分の過去の罪を見透かされたように思える風景だ。
かなりの距離を歩いて外に出ると瀬戸内海を見下ろすことができる。
何度来てもこの美しさに吸い込まれる。鬼ヶ島のかかりの男性(おじさん)が、バス待ちの観光客と会話しているのに聞き耳をたてると、一人旅の方が多いようだ。この感じの良い話好きのおじさんも心得たもので、話しかけた女性が成田に向けて帰ると聞けば、ジェットスターで何時の飛行機かなど、細かい情報をキャッチしている。さすがだ。
バスを降りて再び港に着くと、あちこちにアート作品が点在している。
この風景、どこかで見た覚えがあるな?
と
思ったら、佐久島だった。愛知県の佐久島。不便なところだった。でもなかなかいかした作品が並んでいて、このカモメも同じ作品があった。
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