アバター ウェイ・オブ・ウォーター  ジェームス・キャメロン


昨日早速「アバター2」を見てきた。

13年前とほぼ同じ感想になるのだが、この映画疲れる。何しろ最先端技術を駆使した映画なので、その映像も長さもなにもかも疲れる。3Dで鑑賞することを前提とした映画だということだが、この日は2D鑑賞。

誰もが言うとおり素晴らしい映画。非の打ち所のない見事な映画だ。誰もが想像することすらできない最先端の世界をキャメロンを我々に提示する。その次元を超越した世界を3Dで没入体験する仕組み。それがアバター・ワールドなのだ。

物語は、地球を意識させながら、地球で行われてきた侵略の歴史をつぶさに描いている。前作の森林から海へ。ミクロネシア諸島を意識させる環境設定で、ニュージーランドのマオリ族がこの映画の中心だ。

前作で徹底的にナヴィを殲滅する意思で戦ったクオリッジ大佐が、なんとアバターになってジェイク・サリーへの恨みに執念を燃やす物語になっている。終始、3時間、この人がサリーをぶっ殺すために進軍するという展開だ。
巨大クジラのような生物が後半で意味深い存在として出てくるが、この知的生物の脳髄が人間の老化を防ぐ薬として狙われるのだ。そんなことまでして人間は長生きしたいのか。
こうした欲望と現地のネイティブとの対立は歴史が幾度となく繰り返してきたことだ。そのことを思うと胸が痛くなる。このシンプルなドラマに様々な情報を織り込み、現実以上に現実的な映画を示したことがすごいと思う。
そしてキャメロン監督が過去にリリースした作品から様々なモチーフが重ねられているのも面白い。最後はほとんど『タイタニック』だ。
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