子供の頃の空気と匂い「CIAの訪露」
トランプ氏が中国とのスパイ合戦を認める(ランブラー)中、CIAのロシア訪問について「NATOへの攻撃を否定」する発言をして注目されています。ロシアがウクライナを支援するイギリスなどを警戒していることへの牽制でしょうか。
・トランプ氏「プーチン氏はNATO攻撃せず」、CIA長官訪ロは通常の接触(ロイター)
いずれにせよ、アメリカが孤立化に進む中、もがいているようにも見えますね。米中露、そしてNATOはこれからも一枚岩というわけにはいきません。
さて、話題は大きく変わります。
子供の頃に住んでいた場所の話です。
仕事で江戸川区あたりをふらつきました。

そして、たまたま門前仲町からバスに乗る機会があって、錦糸町に向かう途中で下車して、子供の頃に過ごした場所を歩いてみました。

バス停から目的地のあたりまで、この道のりが長く感じたものですが、今歩くとたったの5分。途中にあったお蕎麦屋さんでは、おじさんが時々お昼をご馳走してくれました。
ここは母方の実家があったところで、もともとは運送会社が並んでいて、実家も小さな運送会社を経営していました。ごつい体のおじさん(多分運転手さん)に抱っこされた思い出があります。
そんな面影はすでに消えて、いまはマンション群。ずっと先にはタワマン(息が詰まるようなこの場所で)がそびえてました。

実家があったあたりの向かいにある建物には、道路をはさんで時々あそんだ「モリくん」の家がありました。確か鉄工所だったと思うのですが、その面影も失われています。
「モリくん」の正確な名前すら覚えていません。

こちらが実家があったあたり。マンションがそびえています。こんなに狭い敷地だったのかと驚きます。
古い屋敷の中二階に住んでたようですが、わたくしが記憶している頃は物置になっていました。
毎年、大晦日になると親戚一同が集まって、今はすっかり見ることがなくなった紅白歌合戦を楽しみました。

すぐ近くにある鉄橋は貨物列車の線路ですが、お相撲さんがここを走っている姿を見たものです。

さらに歩くと小さな公園があって、ここは子供の頃とても広い公園だと思っていましたが、今見るとビルの谷間の小さな広場。公園で過ごした時間は永遠でしたよね。

気がつけば銭湯も。この銭湯に来た覚えはないのですが、昔は下町に銭湯がたくさんありました。

大通りを超えると、巨大な団地がそびえています。この1階には、確か駄菓子屋のようなお店があって、お年玉を持っていとこと遊びに来たものです。いまは駄菓子屋の気配もありません。
あまりの変わりように言葉を失います。60年近く前の風景は、もはや微塵も残っていません。ここで吸い込む空気さえ、あの頃とは違って感じます。
昔の下町には、季節ごとに違う匂いがありました。その記憶はいまも鮮明ですが、目の前にあるのは無機質な街並みと、照りつける真夏の日差しだけ。それでも、この場所に立つと、幼い日の自分だけは確かにそこにいるような気がしました。
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