星をかった日 ジブリ美術館
秋晴れの連休、土曜日の朝、平年よりだいぶ寒い日に家を出て三鷹に向かう。
ここは昔、実は住んでいた。住心地のいい町だ。しかしそれなりのコストはかかる。今はとても手が届かない。
土曜日ではあるが、朝10時少し前の段階でこの行列だ。すごい!
この建物の色合いと、宮崎駿監督が兼ねてから言われていた子供に平坦な庭はいらない、という保育園思想があって、その思想はよくよく考えると、荒川修作につながるような気がする。
ショートフィルムを鑑賞。『星をかった日』
この世界観はまさに宮崎駿の世界。魔女とともに過ごす孤独な少年の存在は、多くの子供達の内面。たった16分程度の映画だがとてつもなく壮大なテーマを捉えている。この難しく展開の早いドラマに、ざわついていた子どもたちが沈黙する。子どもたちを黙らせるこの世界観はいったい何を意味するのだろうか?
屋上にはロボット兵が待ち受ける。飛行石をつつむブロックも置いてある。写真が許されるのはここだけ。この階下にはネコバスがあって、子どもたちが群がっていた。
せっかくなので、ショップで記念にペンを購入。
ほかにも特設で「未来少年コナン」の展示があって面白かった。
コナンのストーリーを追いつつ、数々のシーンを見直すと、その後の宮崎作品がたくさん埋め込まれている。「残された人々」という原作をダイナミックにデフォルメした本作もまた、「星をかった日」につながるテーマがすでに盛り込まれていた。ナウシカにせよラピュタにせよもののけにせよ、ありとあらゆる造形とテーマがここに凝縮されていた。いつかこのシリーズも見直さないといけない。
スタジオジブリの風景や、若き日のメンバー、絵コンテ集など、ファンにとってはとてつもないお宝が詰まった美術館である。
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