シネマ秘宝館87「夏まつり」(笑いと感動の詰まった、短編映画の世界)
今日の記事は、4月以来の「シネマ秘宝館」の話題をお届けします!
いつものように大いに楽しませていただきました。短編映画の魅力が詰まった世界を、ぜひお楽しみください。
そして、感想やコメントをいただけると嬉しいです。
1、ふみはあとスタジオの3作品
「森の番人・魚(うお)様」
いきなり「完」で終わってしまい、場内は大爆笑。しかし、これが伏線だったのです。
残りの2作品、アニメ「とびうおカッコン」と「かものはし」も爆笑必至。
実は「かものはし」も、先ほどの伏線の続きでした。
前回の秘宝館で公開された第一話の続編が登場!
第二話では、主人公・蛇閣童子を騙した「蛇姫」との対決が繰り広げられ、驚くべき蛇とワニのバトルも見どころ。
撮影秘話も、内田監督から直接お聞きすることができました。
3、山村もみ夫監督の「HOME」
続いて山村もみ夫。監督の作品。今回は、常連俳優・橋龍さんによる一人芝居「赤ちゃんができちゃった」と女性に告げられた一言をめぐる3分のコメディ。なんと、もみ夫監督のデビュー作です。
7/20 ネイキッドロフト横浜にて、
シネマ秘宝館87「夏まつり」https://t.co/7MeAuRjXqB
横浜ロケ地作品の「HOME」を上映していただけることに!
よろしくお願いします!#シネマ秘宝館 https://t.co/sopTjdY1dW pic.twitter.com/ujHwIRh5Kq— 山村もみ夫。 (@laborshortage) June 27, 2025
4、MATSUMO監督「放課後の怪物(モンスター)」
小学生と先生の駆け引きが展開される中で、女子生徒が先生に「大人の側につくのですね」と詰め寄るシーンが印象的。放課後における大人と子どもの境界線をテーマにした、深いメッセージ性のある作品でした。最後に明かされる「本当のモンスター」の正体とは誰なのでしょうね。意味深な作品でした。
5、多田文ヒコ監督のアニメ2作品。多田監督はZoomでのご出演でした。
「金魚を飼う」
金魚にお菓子をあげるだけの短編が、会場を爆笑の渦に巻き込みました。
「稲荷鳥居のくぐり方」
少年とアゲハさんの不気味で美しいやりとり。アゲハさんの魅力的なキャラと、少年との微妙な距離感にドキドキしました。続編が楽しみな作品ですが、多田監督に続編を製作する意思はないようです。ちょっと残念です。
6、なかみねひろみ監督「シェアハウス芽吹荘の夏」
これもまたすごい作品。内向的な作家志望の女性が、謎のお隣さんに挟まれて苦悩するストーリー。シナリオコンクールで応募された作品で、監督からの裏話も聞かせていただきました。次回作にも大きな期待が寄せられます。
7、三枝周愉監督「猿人」
未来の特撮クリエイター集結の「第23回全国自主怪獣映画選手権 東京総合大会2025」! 力作揃いの上映会レポート – Hobby JAPAN Web
この日登壇した三枝監督は、まだ中学生!
粘土で作られた怪獣たちの戦いを描いたストップモーション作品ですが、背景やスピード感が驚くほど鮮やか。
小学生の頃に作られた作品と聞いて、驚愕しました。
そして登壇された三枝監督がインタビューに応じている姿は、とても中学生とは思えない大人びた落ち着いた対応でした。
8、淳三監督「天才なんて」
ミュージックビデオのような美しい映像。サイと女性の主人公が蝶や蛾と共に舞うシーンが印象的でした。タイトルとは裏腹の「天才なんて死んじまえ」という歌詞が示すアンチテーゼに、強いメッセージが込められています。すごいです。
そして最後、お楽しみ上映は、オープニングを飾ったふみ監督による「森の番人・魚(うお)様2」で締めくくられました。魚様とかものはしが対決し、驚きのオチが待っていたこの作品も、見逃せませんでした。
次回、9月20日の「シネマ秘宝館88」と、渡辺哲さんのひとり芝居「カクエイはかく語りき」の予定が案内されました。いずれも楽しみです。
このあと林比佐子さんや内田伊久監督たちと合流して、いろいろな話題で盛り上がりました。秘宝館でも聞くことのできなかった裏話などもお聞かせいただいて、とても楽しい「夏まつり」のような時間を過ごしました。
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