線のしぐさ 点と線と空白☆
いまやアール・ブリュットの最先端として見過ごすことのできないムーブメントになりつつある、渋谷公園通りギャラリー。この素晴らしい数々の展示を無料で展開する渋谷という街は奥が深い。
今回もまた、その繊細でともすると社会から見捨てられるような作家の描く世界に注目する。今回は『線のしぐさ』。絵画というより、細かい線の積み重ねが作品に宿るような世界。
例えば斎藤裕一氏が描く「ドラえもん」
この細やかな線の積み重ねと、余白の部分とのバランスは、被写体そのものではなく、これが描かれた過程に何かが隠されているようにも感じさせる。
坂上チユキ氏の作品も然り。
これは”線”というよりも”点”だ。点と線の積み重ねから、タイトルの”辺境”を浮き浴び上がらせる。その緻密な計算と想像性に驚くばかり。
西村一成氏の一連作品の「自画像」は、その大胆にデフォルメされた表現があまりにも飛躍していて衝撃的だ。前2者と比較すると実に面白いが、大胆に空白部分を利用した作風は、見れば見るほどそ実像に迫る迫力を感じる。想像ではなく実像。
スーザン・ジャノウは比較的直線を描き、その線の柔軟性、あるいは不安定性を逆手にとってひとつのフレームに収める手法。これもまた空白部分を大胆に演出することによって、色使いも鮮やかなカラーモザイクを浮かび上がらせる。
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