#ダリチョコ の映画とグルメ

しょーもないブログです。I am stupid anytime.

モガディッシュ リュ・スンワン☆

モガディッシュ



町山智浩さんがとてつもなく興奮して解説しているのが印象的。アメリカの議事堂を暴徒が占拠した事件と同じことを言っていると伝えている。これは日本も同じだろう。日本は暴徒化しないだけで、情報操作は行き届いている。誰も知らされないうちに軍国化している。広義で同じことを言っている。憲法改正が決まれば、日本は第二次世界大戦と同じ過ちを繰り返すであろう。



知り合いに、かつてソビエトに出張した方がいて、その方がソビエトから帰るときはロシアになっていた、というお話を聞いたことがある。それは今だから笑い話で過ごせるが、ウクライナとの関係や、この映画を見ると笑えない。自分も海外でパスポートを盗まれた経験があるが、外国に出るということは、だれにも守ってもらえない、ということと同義なのである。



ソマリアという国も首都のモガディッシュもまるで知らない自分を恨む。そして韓国も北朝鮮も、この時代1990年まで国連に加盟していなかったことすら初めて知る。コンチャロフスキーの『親愛なる同志たちへ』もリアルだったが、この映画の臨場感も劣らない。最後にイタリア大使館へ向かう南北朝鮮の大使館員たちの姿は、これまで見たこともない迫力だ。『ただ悪より救いたまへ』で目の当たりにした韓流アクション映画の凄まじい臨場感をこの映画でも体験できる。



俳優がまたいずれも素晴らしい。
対立する同じ民族同士がともにソマリアから逃げる緊張した関係が、最後の最後でベタなハッピーエンドにならないあたりの表現が実に見事で、イタリアに避難した飛行機から見下ろす両国の対立する役人。ひとたび間違えれば、南が北を手助けしたと誤解されるきわどい関係を描く。それぞれの大使館員がここでまた別々の道を歩まなければならない悲劇をラストシーンで強烈に印象づける。胸をかきむしるようなラストに忸怩たる思いが重なる。この感動のラストまで一気に見せる演出と、このきわどい映画を演じ切る俳優陣の見事さに圧倒される。この年韓国を代表する傑作が、北朝鮮にも届くことを心から祈る。





ブロトピ:ブログ更新!記事内容更新!はこちらへ!


こんなブログもやってます(=^・^=)
KINENOTE
Filmarks
goo
FC2
Muragon
seesaa
Livedoor
楽天ブログ
ameba
wordpress
Hatena
にほんブログ村
人気ブログランキング
Twitter
Facebook

ブロトピ:映画以外の記事で!ブログの更新をブロトピしましょう!!


にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へ

にほんブログ村 その他スポーツブログ スポーツ好きへ

ブログランキング・にほんブログ村へ

政治経済 新聞記事 グルメ日記 スポーツとダイエット 愚痴 旅行散歩 映画読書

ブログサークル
ブログにフォーカスしたコミュニティーサービス(SNS)。同じ趣味の仲間とつながろう!


×

非ログインユーザーとして返信する