サザン・オールスターズ、「横田ラプコン」
67kg "условий" (和解条件) - #ダリチョコ の映画とグルメ
念願のサザンライブ。大親友のYさんを通じてゲットしてもらったライブ。ファンクラブでもなかなか手に入れるのが難しいと言われているライブチケットを手に入れることができた。
少し早めについた東京ドーム周辺はもうごった煮状態。
きっと遠くから来られている方も多いのだろう。記念写真をあちこちで撮っている方が大勢いたようだ。公演中は撮影できないので、周囲で撮り溜めしておこうということか。外タレは演奏中も撮影可能なのに、日本のアーチストはなぜダメなのだろうか。理由は諸説あるようだ。
Yさんが先に着いていると思ったら、わたくしが一番早く、しばらくして着いたYさんに聞いたら「隣の後楽園ホールのトイレに行っていた」とのこと。その理由はあとで知ることになる。
そしてなんとなんと、席はアリーナだった。東京ドームのアリーナ席は初めてかもしれない。
お客さんの世代は幅広く、応援する皆さんの衣装も目移りする。目の前は茅ヶ崎ライブのユニフォームだ。Netflixの配信で見たが素晴らしかった。自分も行きたかった。
開演30分前、だんだん気分が高揚してくると、トイレに行きたくなったので、アリーナ席からスタンド経由で並ぼうとするととてつもなく長い列ができていた。
これはいかんと、もう少し先のトイレに向かうと、すぐ入れそうだと思ったらそこは出口専用で、係の方が「入口はその先ですよ」と言うので、言われるがまま並ぼうとすると、その列が長く、階段を下りて1階の先までずっと列が延々と続いていた。Yさんが「後楽園ホール」でトイレに行った理由がやっとわかった。
結局、席に着いたのは開演直前。トイレに30分近くかかってしまった。すでに会場は開演を待ち切れない人たちの声援とウェーブで大変な盛り上がり。
会場が暗くなり、大歓声の中サザンのメンバーが登場しオープニング。桑田さんの「ふう」というため息ととも意外な懐かしい曲から始まる。そして2曲目は最新アルバムからの楽曲へ。
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- THANK YOU SO MUCH [通常盤] [CD]
- ビクターエンタテインメント
- ミュージック
ステージはサイドに4面のスクリーンを設け、楽曲ごとにタイトルと歌詞が流れる配慮された演出。夢のようなライトと爆音に圧倒される。終盤で使われる腕に取り付けたライトが波のように会場を包み込む。中盤で演奏された「史上最恐のモンスター」の歌詞と演出が最も印象的だった。このあたりで最新アルバムの狙いを読み取る。会場は雷神の雷のような爆音に包まれる。
仏になった法然さん 神になったホーキングさん
ヨイヨイよいやさ あゝウクライナの春は待ちぼうけ
ひとことでは説明できない感動。桑田さんのMCも会場を笑わせる。「アルフィーよりも年下です」と言いながら「石破首相より年上です」と言ったあとに演奏される「ニッポンのヒール」に強いシンパシーを感じる。
アイアンとウッドで森林を切り裂こう!金と名誉で海の水を吸い出そう!
最強であって最悪であって ニッポンのヒールと電気椅子でFuckしよう!
「ニッポンのヒール」
ニッポンの夜明けは暗い せも先人はすごい
ポップ・ミュージック我々に 教えてくれた 「神様からの贈り物」
昭和歌謡を映像(坂本九さん、弘田三枝子さん=ミーコ、永六輔さん)で呼び起こす楽曲(神様からの贈り物)や、原由子さんが歌う曲のあたりではもう涙がこぼれてきた。そしてクライマックスに向かう途中の「ごめんね母さん」の衝撃。
ダメ、ストップ! ヤバイよ僕 今、手を切るべきだろう?
闇のフィクサー Yahooニュース 巨悪の影が踊る 「ごめんね母さん」
後半の楽曲ではステージがお祭り状態になって客席は総立ち。「マンピーのG★SPOT」では東京ドームが大きく揺れていた。
アンコール1曲目の「Relay〜杜の詩」は茅ヶ崎ライブで最後に演奏していて印象的だった。この曲はニューアルバムの最後の曲でもある。この曲の歌詞に出てくる「ピアノの音色」とは間違いなく坂本龍一さんのことだ。選挙中に都庁の近くで「やめろコール」に包まれた方に突きつけるメッセージではないか。
なんというか・・・
自分が年老いたせいもあるかもしれないが、ライブのあとの感覚が単なる高揚感や満足感だけでは収まらない。複雑な気持ちになるライブ。単なる感動ではない。
佐野元春さんは「清志郎も坂本龍一もいない時代」と言った。桑田さんは言葉にこそ出さなかったが、楽曲やパフォーマンス映像の中で佐野さんと同じようなことを伝えようとしていたのではないだろうか。
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この短い動画に日本が凝縮されている。「横田ラプコン」でどれだけ莫大なコストが転嫁されているのだろう。沖縄の現実を重ねれば、我が国はどこまでアメリカに税金を貢がないといけないのだろうか。
この話は老若男女問わず日本人が全員聞くべき話しです。#乗松聡子 pic.twitter.com/ja93ownX9K
— 五十嵐 勉🌅火水風💧 (@TsutomuIkarashi) June 19, 2025









