中西伶「表層の季節」 #GSIX
いまや銀座シックス(GSIX)6階のアートエリアは目まぐるしい展示の変化を楽しむエリカとして来る者を飽きさせない。過去にこのしょうもないブログで10回以上記事にしている。
この日は中西伶さんの印象的な作品を眺める。
タイトルはわからないが、ひまわりをモチーフにしたこの作品は、力強い色合いとは裏腹に枯れかけた花のみじめさを感じさせる。しかしそれはネガティブな枯れというよりも、強い意志のある「死」への趣きを思わせる。ここに並ぶ作品の中でひときわ目を奪われる作品だった。
絵画が稀少性と汎用性の両方を兼ね備えるのは難しいが、ここにある数々の作品は巨大なスケールの作品から、手に取って楽しめる作品まで多様だ。だがいずれの作品も筆が強く立体的な印象を与える。
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